【シンガポール】旧正月前で賑わうシンガポールにて自然と都会の融合を楽しむ

世界一周旅行
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この記事は2024年2月に訪れた際の旅行記です。

シンガポールは、近未来的な都市風景と豊かな自然が共存する魅力的な観光地です。

特に旧正月前の時期は、街全体が華やかに彩られ、活気に満ちています。

シンガポールの代表的な観光スポットを巡りながら、都会と自然の融合を感じられる見どころを紹介します。

シンガポールとは

シンガポールは東南アジアの南端に位置する都市国家で、東京23区ほどのコンパクトな国土ながら、経済・観光・インフラが非常に発展しています。

多民族国家であり、主に中国系、マレー系、インド系の人々が暮らし、それぞれの文化が共存する独特の雰囲気を持っています。

シンガポールは洗練された都市と多様な文化が調和した魅力的な観光地であり、初心者でも安心して訪れることができる国です。

アクセス

シンガポールへ

日本からシンガポールへは、成田・羽田・関空・名古屋・福岡などの主要空港から直行便が運航しています。

フライト時間は約6~7時間です。

空港から市内へ

シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)は、世界トップクラスの空港で、施設の充実度が抜群です。

空港から市内までは約20kmで、以下の方法で移動できます。

MRT(電車) ★節約派向け

  • 所要時間:30〜40分
  • 料金:約S$2
  • ルート:空港駅(Changi Airport)からタナメラ駅 (Tanah Merah)または エキスポ駅(Expo)で乗り換え

MRTは安くて便利ですが、大きな荷物がある場合は移動が少し大変かもしれません。

タクシー・配車アプリ(Grab) ★快適派向け

  • 所要時間:20〜30分
  • 料金:S$25~40(約2,700~4,500円)
  • おすすめポイント:ドアツードアで楽に移動可能

深夜・早朝の到着なら、タクシーやGrabが便利です。

空港シャトルバス(一部エリア限定)

  • 料金:S$9(約1,000円)
  • 利用方法:到着ロビーのカウンターで予約

市内の移動手段

シンガポールは公共交通機関が発達しており、観光客でも簡単に移動できます。

MRT(地下鉄)

  • 料金:S$1~S$3(約110~330円)
  • 特徴:ほぼすべての観光スポットにアクセス可能
  • おすすめ乗車カード:「EZ-Linkカード」または「Singapore Tourist Pass」

私はMRTを多用しましたが、冷房が効いていて快適でした。

ただし、ラッシュアワーは混雑するので注意が必要です。

バス

  • 料金:S$1~S$2(約110~220円)
  • 特徴:MRTが通っていないエリアにも行ける

Googleマップを使えば簡単にルート検索できます。

タクシー・配車アプリ(Grab)

  • 料金:S$10~S$20(約1,100~2,200円)
  • 特徴:MRTが不便な場所や夜遅い時間に便利

見どころ

マリーナベイ・サンズ

シンガポールを象徴する「マリーナベイ・サンズ」は、ホテル、カジノ、ショッピングモールが一体となった豪華な施設ですが、宿泊しなくても楽しめるポイントがたくさんあります。

特に、夜に開催される「Spectra」という光と水のショーは必見です。

マリーナベイの夜景とともに、幻想的な光の演出が無料で楽しめるのは嬉しいポイントです。

このショーは毎晩20時と21時に行われます。

私はマーライオン公園の左側にあるエリアからショーを観ましたが、人も多すぎず、ゆったりと全体が眺められてとてもよかったです。

無料でこのクオリティのエンターテインメントを楽しめるのは、節約旅行者にとって最高です。

また、私が訪れた際には、旧正月が近いからか、町中の至る所でプロジェクションマッピングをやっており、このショーを楽しんだ後は、夜風を浴びながらの散歩もおすすめです。

マーライオン

世界3大がっかりの1つ、マーライオン。

マーライオンはシンガポールを象徴する公式マスコットで、上半身はライオン、下半身は魚です。

あまり期待していなかったのもあってか、実際に近くで見ると迫力を感じました。

遠近法を使った、トリックアートのような写真も人気です。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

近未来的なデザインのスーパーツリーが立ち並ぶ「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、シンガポールならではの絶景スポットです。

東京ドーム21個分の敷地で迷子になってしまいそうなほど広く、見どころがたくさんあります。

無料で楽しめるエリアもありますが、有料のFlower Fantasyはとってもかわいらしい世界観で、おすすめです。

夜には、スーパーツリーのライトアップショー「ガーデン・ラプソディ」が行われます。

音楽と光がシンクロする演出はまるでSF映画の世界にいるようで、思わず見入ってしまいました。

外のエリアは基本無料で、緑豊かでとっても気持ちよく、夕方の明るいうちに外を楽しんで、中の有料エリアで時間をつぶし、夜のショーを見るのがおすすめです。

Palawan Beach

Palawan Beachは、セントーサ島にあるビーチのひとつで、白い砂浜と青い海が広がる南国ムード満点のスポットです。

家族連れやカップルに人気があり、吊り橋を渡ると「アジア大陸最南端の地」とされる小島にも行けます。

マングローブが生えており、トカゲやリスにも遭遇でき、自然を満喫することができました。

また、水上アスレチックやプールもあり、多くの家族連れでにぎわっていました。

マレーシアへ

シンガポールからマレーシアへは簡単にアクセスできます。

一番手頃な高速バスでは、約S$25-30、およそ7時間で行くことができます。

また、飛行機は一日に何便も出ており、日帰りの弾丸旅行も可能です。

LCCを利用すると往復S$50前後で航空券を購入することもできます。

ぜひ、シンガポールに訪れた際には、マレーシアまで足を運んでみてください。

チャイナタウン

チャイナタウンは中華系シンガポール人や移民が住む地区で、歴史的な寺院や絶品の中国料理が密集しているためシンガポール最大規模の観光スポットにもなっています。

特に、旧正月の時期にはチャイナタウンが賑わいを見せます。

通りには赤や金色のランタンが飾られ、縁起物の屋台やお祭りムードが広がります。

マーケットにはお土産にもぴったりな干し肉や中国茶が並び、歩くだけでワクワクする雰囲気です。

おすすめグルメ

ソンファ・バクテー

ミシュラン7年連続で掲載されており、シンガポール名物の「バクテー」(豚スペアリブのスープ)が味わえる名店。

付きの豚肉をニンニクと漢方や胡椒などのスパイスで煮込んだスープ料理で、ご飯を浸して食べると絶品です。

スープはおかわり自由で、寒い室内や夜の観光後にぴったりの一品。

ドリンクのバーリーウォーターも優しい味で、美味しすぎるあまり3泊中2回も食べに行きました。

HILLMAN RESTRANT

HILLMAN RESTRANTは、シンガポール名物「ペーパーチキン」の発祥といわれるお店。

特製タレで漬け込んだ鶏肉を紙に包んで揚げたもので、ジューシーな味わいが絶品です。

カリッとした食感と濃厚な味付けがクセになります。

私が訪れた際には、予約席が沢山あったので、事前予約がおすすめです。

カヤトースト

シンガポールの朝食といえば「カヤトースト」。

ココナッツミルクと卵で作るカヤジャムが塗られたトーストに、バターがじゅわっと溶けて絶妙な甘さ。半熟卵と一緒に食べるのが定番です。

甘じょっぱい味わいがクセになり、朝食やカフェタイムにぴったりでした。

私は、Ya Kun Kaya Toastでカヤトーストを味わいました。

甘いトーストに卵の組み合わせに抵抗がありましたが、とっても美味しく、ペロリと食べてしまいました。

天天海南鶏飯

チャイナタウンにある「マックスウェル・フードセンター」は、安くて美味しいローカルフードが揃うホーカーセンターです。

ミシュランガイドにも掲載されたお店、天天海南鶏飯の名物「海南鶏飯(チキンライス)」は、しっとりした鶏肉と鶏出汁で炊いたライスが絶妙で、わずかS$5ほどで堪能できます。

実際に食べたチキンライスは、日本では味わえないような本場の風味で、価格以上の満足感がありました。

支払は現金のみですので、注意が必要です。

チェンドル

チェンドルは、東南アジアで広く食べられており、ココナッツミルク、黒糖シロップ、かき氷、小豆が入った甘いスイーツで、そこに濃厚なドリアンが加わることで独特の風味とコクが楽しめます。

私は、Yat Ka Yan Dessertでドリアンのチェンドルをいただきました。

ずっと気になっていたドリアンですが、高価で癖のあるドリアンに躊躇していました。

このチェンドルにはピューレが載っていて手頃な価格でお試しできます。

私は最初、ドリアンの強烈な香りに驚きましたが、食べてみると意外にもクセになり、南国らしい味わいを堪能できました。

生絞りオレンジジュース自販機

シンガポールの至る所にあるオレンジジュースの自販機。

お値段は2ドルで、フレッシュなオレンジジュースが楽しめます。

とっても甘く栄養満点で、暑いシンガポールでは水分補給にもピッタリです。

宿泊した宿

シンガポールで泊まったのは7Wonders Hostel @ Boat Quayです。

朝ごはんがついて、3泊でS$118でした。

大部屋でしたが、カーテンがあり、室内では静かに過ごすルールが徹底されており、快適に過ごせました。

チャイナタウン、マリーナエリア、アラブストリートへは歩いていくこともできました。

かかった費用

  • 宿泊費 S$118.1
  • メトロ S$2.67、S$1.79
  • ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ S$20.14
  • ソンファ・バクテー S$15.59×2
  • ペーパーチキン S$37.1
  • カヤクンカトースト S$6.3
  • 天天海南鶏飯 S$5.6
  • チェンドル S$7.5
  • オレンジジュース S$2×2
  • 天草ドリンク S$1.5

また、キャッシングをするならMaybankがおすすめです。

キャッシング額に最小限度額が設定されておらず、手数料も無料です。

治安について

街は非常に清潔で、ゴミのポイ捨てや公共の場での飲食に厳しい罰則があるため、秩序が保たれています。

治安も良く、女性の一人旅でも安心して観光できる国の一つです。

まとめ

シンガポールは、近未来都市と自然が調和した観光地で、グルメやリゾート気分も満喫できる魅力的な国です。

旧正月前の時期は特に活気があり、チャイナタウンの賑わいも見どころの一つ。

ビーチでリラックスしたり、ローカルフードを楽しんだりと、予算に合わせて、充実した旅が可能です。

ぜひ、次の旅先の候補にしてみてくださいね。

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