【ベトナム】ベトナム最大の都市、ホーチミンでローカル体験と歴史を味わう

アジア
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この記事は2024年2月に訪れた際の旅行記です。

ホーチミンとは

ホーチミン(旧称:サイゴン)は、ベトナム南部にある最大の都市。

政治の首都はハノイですが、経済や観光の中心はこのホーチミンです。

近代的な高層ビルが建ち並ぶ一方で、フランス統治時代のコロニアル建築や活気あふれる市場も健在。

南アジアらしい喧騒と活力が感じられる、とてもエネルギッシュな街です。

市内にはカフェやグルメスポットが多く、物価も安いため、節約しながら楽しみたい方にぴったりです。

アクセス

ホーチミンへ

日本からホーチミン・タンソンニャット国際空港(SGN)までは、直行便でおよそ5〜6時間

成田・羽田・関空・福岡などから、ベトナム航空やLCC(ベトジェット、ZIPAIRなど)が運航しています。

LCCを使えば、往復で3万円台からチケットが見つかることもあり、コスパ重視の旅にぴったりです。

空港から市内へ

空港から市内中心部までは車で約30分〜1時間(交通状況によって差あり)。

以下の移動手段があります。

  • Grab(配車アプリ):安全・安心・料金明確。初心者におすすめ。
  • 空港タクシー:白タクに注意。公式カウンターからの乗車推奨。
  • バス(109番など):格安(1万ドンほど)で行けるが、慣れてないと少し難易度高め。

私はGrabを使いましたが、料金は片道15万ドンほどで、ストレスもありませんでした。

市内での移動手段

市内移動も基本はGrabと徒歩でOKです。

バイクやタクシーに比べてトラブルが少なく、料金も事前にアプリで確認できるのが安心です。

ホーチミンは思ったより広く、徒歩だけだとけっこう歩くので、暑い時間帯は無理せずGrabを活用しましょう。

見どころ

メコン川ツアー

ホーチミンに来たらぜひ体験したいのが、メコン川クルーズ

市内から車で約1時間半〜2時間。

豊かな自然に囲まれた別世界に日帰りでアクセスできるのが魅力です。

メコン川のクルーズを楽しむだけでなく、寺院に行ったり、民族音楽やメコン川の名物料理、蛇を巻いたり、キャンディやハニーティーを試食できたりと盛りだくさんの内容です。

タンディン教会

ホーチミンを代表するフォトジェニックスポットとして人気の「タンディン教会(Tan Dinh Church)」

その特徴は何といっても、外観の鮮やかなピンク色

タンディン教会は1876年にフランス統治時代に建てられたカトリック教会です。

フランス・ロマネスク様式の重厚な建築と、ビビッドなピンクの壁面のギャップが魅力的です。

もともとは白い外壁でしたが、近年観光客向けに色が塗り替えられ、ピンク色になったという説もあります。

教会前の通りは交通量が多いので、写真を撮るときは気をつけてくださいね。

入場料は無料で、観光客も多いですが、静かに祈りを捧げる人もいるので、マナーは守りましょう。

タンディン市場

タンディン教会のすぐそばにあるタンディン市場には、ナッツ、布、生鮮食品まで幅広い商品が売られています。

A MUOIというお店は駐在妻御用達のお店で、小分けで真空パックにしてくれるのでバラマキ土産に最適です。

日本のお客さんも多いのである程度の日本語が通じるのと、値段が書いてあるので安心して購入できます。

ベンタイン市場

ホーチミン観光では外せない定番スポット、「ベンタイン市場(Chợ Bến Thành)」

生活用品からお土産、ローカルフードまで何でも揃う巨大市場です。

ベンタイン市場は、中央の時計塔がシンボル

中に入ると狭い通路にびっしりと店舗が並びます。

布、雑貨、カバン、コーヒー豆、ドライフルーツなど、ローカル商品が手に入ります。

中には食堂エリアもあり、フォーやバインセオ、フレッシュジュースなどが楽しめるのも魅力です。

値札がない商品が多いので、値段交渉が基本です。


ブイビエン通り

夜のホーチミンを味わうなら、必ず訪れたいのが「ブイビエン通り(Phố Bùi Viện)」

いわゆる「ベトナム版カオサン通り」とも呼ばれる、バックパッカーの聖地です。

通り沿いにはバー、クラブ、マッサージ店、ストリートパフォーマーがひしめき、毎晩お祭りのような賑わい。

ダンサーさんにチップを渡すとパフォーマンスをしてくれたり、テラス席で音楽を楽しみながら非日常を味わえる場所です。

The Box Market

ホーチミンの隠れたおすすめスポットが、「The Box Market」

おしゃれな若者が集まる週末限定のマーケットで、古着や雑貨、ハンドメイドアイテムが並びます。

可愛らしく、デザインも豊富な若者向けの洋服が多く、価格も手ごろです。

ホーチミンのローカルな若者文化に触れられる、とてもユニークな場所。

ファッション好きや雑貨好きにおすすめです。

おすすめグルメ

今回の旅で訪れたローカルグルメのお店も紹介します。

Chè Khúc Bạch Thanh

Chè Khúc Bạch Thanhは人気のベトナムスイーツ「チェー」が楽しめる専門店です。

暑い中で食べる冷たいチェーが絶品です。

ガレージのような雰囲気ですが、2階にはイートインスペースもあります。

おすすめは4万ドンの全部載せとのこと。

Ốc Đào

Ốc Đàoはローカル感満載の貝料理専門店で、ミシュランにも掲載されています。

鳥の脚や、焼いたエビや貝、イカの口もどれもおいしかったです。

5人でお腹いっぱい飲んで食べて、一人20-30万ドンでした。

Quán Tú

Quán Túはどの料理を頼んでも絶品です。

カエルのお肉もいただきましたが、手羽先のような味付けて、とっても美味しかったです。

Bau Sen Goat Hot Pot

Bau Sen Goat Hot Potは、珍しいヤギ鍋が楽しめるお店です。

ヤギのおっぱいや、ヤギの焼き肉、ヤギの脳みそが入ったカレー鍋等、ヤギ料理が盛りだくさん。

少し癖があると聞いていましたが、私は美味しく食べられました。

ニャハンゴン(Nha Hang Ngon)

ニャハンゴン(Nha Hang Ngon)は観光客にも人気のベトナム料理レストランです。

清潔でメニューも豊富、初心者にも安心です。

少し高めで、日本と同じくらいの印象ですが、清潔感のある店内でベトナム料理も楽しめるお店です。


宿泊した宿

ホーチミン滞在中は、「兎家ホテル&ゲストハウス」に宿泊。

日本人経営で、一人旅でも安心できる宿です。

  • 宿泊費:1泊38万ドン(朝食付き)
  • 女性専用ドミトリー利用
  • タオル交換毎日あり、清潔で快適

スタッフさんに現地グルメのお店を紹介してもらえたり、他の旅人との交流も楽しかったです。

オーナーさんが夕食に連れて行ってくれることも多く、他の宿泊者とベトナム料理をシェアしながらいろいろなお話を聞くことができました。

治安について

ホーチミンは基本的に観光客も多く、安全な街ですが、スリ・ひったくりには注意が必要です。

安全に過ごすためのポイント

  • スマホや財布は外に出さず、ショルダーバッグは身体の前に
  • 夜間は明るく人通りのある道を歩く
  • Grabを使えば移動時のトラブルが少なく安心

怖い思いは全くしませんでしたが、「油断しないこと」が一番大事です。

事前の備えで、快適に旅を楽しみましょう。

まとめ

安くておいしい、歴史的な建物や、ローカルな雰囲気まで、楽しめるホーチミンは「初めての東南アジア旅行」にもぴったりです。

初めてホーチミンに訪れる方はもちろん、ホーチミンに行くたびに発展していっている様子も伺え、何度訪れても楽しめます。

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