この記事は2024年2月に訪れた際の旅行記です。
バンコクは、タイ王国の首都であり、東南アジアでも最も賑やかで活気に満ちた都市のひとつです。
タイの伝統と現代文化が融合するこの街では、観光、食事、文化体験を存分に楽しむことができます。
バンコクとは
バンコクは、タイ王国の首都であり、アジアでも最も賑やかで魅力的な都市の一つです。
数百年にわたる歴史を誇り、近代的な建物と古い寺院が共存するこの都市は、観光、食事、文化体験を楽しむには最適な場所です。
バンコクは、チャオプラヤー川が流れる美しい都市で、交通機関や観光地も便利に整備されています。
熱帯気候に位置しており、年間を通して温暖ですが、特に4月〜5月の暑い時期と、6月〜10月の雨季には特に高温多湿になります。
観光地も多い一方で、物価が安く、少ない予算でも大満足できることが、この街の魅力です。
観光に最適なのは乾季の11月〜2月ごろで、この時期は比較的過ごしやすい気候です。
バンコクへのアクセス
バンコクには、スワンナプーム国際空港(BKK)とドンムアン空港(DMK)の2つの主要な空港があります。
日本からは、成田空港や羽田空港から直行便が多く出ており、所要時間は約6〜7時間です。
LCC(格安航空会社)を利用すれば、片道1万円台からお得に航空券を手に入れることができます。
スワンナプーム空港(BKK)から市内へのアクセス
- エアポートリンク(鉄道)
- 所要時間:約30分
- 運賃:約45バーツ
- 主要駅:パヤータイ駅、マッカサン駅など
- 空港駅から直通で市内中心部まで簡単にアクセスできる。
- タクシー
- 所要時間:約40分〜1時間(渋滞状況により変動)
- 運賃:約300〜500バーツ
- タクシー乗り場は空港内にあり、ホテルへの直接移動が可能。
- バス
- 空港発のエアポートバスも利用可能(カオサン通り、スクンビット、モーチットなど行き先による)
- 運賃:約30〜60バーツ
ドンムアン空港(DMK)から市内へのアクセス
空港から直接市内への移動が可能です。
- エアポートバス
- 所要時間:約45分〜1時間
- 運賃:約50バーツ
- 行き先:カオサン通り、モーチット、ルンピ二公園など
- タクシー
- 所要時間:約40分〜1時間(渋滞状況により変動)
- 運賃:約400バーツ
市内での移動手段
市内での移動手段としては、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)が便利で、交通渋滞を避けながら素早く移動できます。
BTSはサイアムやアソーク、チャトゥチャック市場など、観光スポットへアクセスできる主要な路線です。
また、Grabを使えばタクシーをアプリで簡単に呼ぶことができ、個別にタクシーを探す手間を省けます。
少人数での旅行ならタクシーではなく、バイクにすると渋滞にはまることもありません。
市内観光にはBTSやGrabを利用するのが最も効率的です。
見どころ
メークロン市場と水上マーケット
メークロン市場とダムヌンサドゥアック水上マーケットは、タイらしい雰囲気を楽しめる場所です。
バンコクからはメークロン市場や水上マーケットを1日で回るツアーも催行されています。
メークロン市場は、電車が通る際に市場のテントが素早く畳まれるというユニークな光景が見られることで有名です。
水上マーケットでは、ボートに乗って運河を進み、周囲の屋台で食べ物やお土産を買うことができます。
ピンクガネーシャ

ピンクガネーシャ(Wat Saman Rattanaram)は、バンコクの少し外れにある新しい観光名所で、観光客の間で話題です。
この神像は、幸運を呼ぶ象徴として多くのタイ人や観光客に親しまれています。
見ごたえたっぷりの境内や周辺ので店も必見です。
バンコクからピンクガネーシャへは、タクシーで1時間30分ほどで、ロットゥーとソンテウを乗り継いて行くこともできます。
寺院巡り
バンコクには、歴史と文化を感じる寺院が多数あります。
ワット・アルン(暁の寺)

ワット・アルンは、バンコクでも特に有名な寺院です。
巨大な仏塔は、タイで最も象徴的な建造物の一つとして知られています。
この寺院は、チャオプラヤー川のほとりにあり、日が昇る時間帯に訪れると、光が塔を照らし、素晴らしい写真が撮れるスポットです。
入場料は200バーツです。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

ワット・プラケオは、タイ王室の宮殿内にある寺院で、その豪華さは圧倒的です。
特に本堂内にあるエメラルド仏は有名で、観光客だけでなく、タイ人にとっても重要な聖地です。
入場料は500バーツと高額ですが、その価値は十分にあります。
ワット・ポー(寝釈迦仏寺)

ワット・ポーは、巨大な寝釈迦仏像が特徴的な寺院です。
この像は全長46メートル、非常に迫力があります。
さらに、ワット・ポーはタイ古式マッサージの発祥地としても知られており、マッサージ体験をすることもできます。
マッサージは満席なこともあるため、ワット・ポーに訪れたら一番に立ち寄ると良いでしょう。
入場料は300バーツですが、寺院内の多くの展示物や屋台を楽しむことができるので、お得感があります。
ここまでご紹介した3つの寺院は近い距離にあり、寺院巡りに最適です。
また、ワット・プラケオは朝9時でもかなり混雑していたため、朝一番がいいでしょう。
そのため、ワット・プラケオ→ワット・ポー→ワット・アルンでの訪問がおすすめです。
ワット・パークナム

ワット・パークナムは、美しいエメラルドグリーンの仏塔と巨大な黄金の仏像で知られています。
インスタ映えスポットとしても人気ですが、創建はアユタヤ時代にさかのぼり、寺院内には静かな瞑想エリアや仏教博物館もあり、仏教文化を深く学ぶことができます。
拝観料は無料です。
カオサン通り

バンコクのバックパッカーエリアとして有名なカオサン通りは、昼間はマーケットやレストランで賑わい、夜になるとクラブやバーが立ち並び、パーティ通りとして変貌します。
安宿も多いため、旅行者にとっては最適なエリアです。
バンコクのナイトライフ

バンコクのナイトライフは、世界でも有名なほど活気に溢れています。
ルーフトップバーで眺める夜景や、パッポン通りなどのナイトマーケットでの買い物、また、賑やかなカラオケバーやクラブも豊富です。
おすすめグルメ
タイ料理は、辛さ、甘さ、酸味のバランスが絶妙で、バンコクでは多種多様な料理を楽しめます。
パッタイ(タイ風焼きそば)
タイ料理の定番、パッタイは、炒めた米麺に甘辛いソースが絡み、エビやもやし、ピーナッツなどがアクセントとなった一品です。
バンコクの屋台でも手軽に食べることができます。
カオマンガイ(茹で鶏ご飯)
シンプルながら美味しいカオマンガイは、茹で鶏と香り豊かなご飯が絶妙にマッチします。
軽食にもぴったりで、タイのローカル食堂でよく見かけます。
トムヤムクン(酸っぱ辛いスープ)

トムヤムクンは、酸味と辛さが効いたスープで、エビや野菜がたっぷり入っています。
スパイシーでクセになる味わいが特徴です。
マンゴースティッキーライス(マンゴーもち米)

タイで絶対食べたいデザートは、マンゴースティッキーライス。
甘いマンゴーとココナッツミルクを絡めたもち米の組み合わせが絶品です。
デザートとしてはもちろん、おやつとしても人気があります。
ロティ

ロティは、タイ式のクレープで、バナナやチョコレート、シンプルな砂糖をトッピングしたものが人気です。
特に屋台で手軽に食べることができ、甘いデザート感覚で楽しめます。
サイマイ(タイ風綿菓子)

サイマイは、タイの伝統的な綿菓子で、風味豊かなココナッツやピンク色の糸が特徴です。
見た目が鮮やかで、観光地やマーケットでよく見かけます。
タイ独特の甘さと食感を楽しみながら、タイの雰囲気を感じてみてください。
宿泊した宿

バンコクでは、The Cube Hostel Silomに宿泊しました。
ドミトリーに4泊し、朝ごはんもついて1,800バーツでした。
立地が良く、BTSやブルーラインも近いことや、屋台やモールが近くにあるので職に困らないもの良かったです。
使った費用
- 宿泊費 1,800バーツ
- BTS
- ホテル→エカマイ 47バーツ
- シーロム→ワットアルン 29バーツ
- ワットポー→ワットパークナム 21バーツ
- ワットパークナム→シーロム 33バーツ
- ロットゥー(ピンクガネーシャ)
- 行き:180バーツ
- 帰り:140バーツ
- Grab
- 市場→ナイトマーケット 54バーツ
- ワットポー→カオサン通り 39バーツ
- カオサン通り→駅 34バーツ
- フェリー(ワット・アルン) 5バーツ
- メークロン市場&水上マーケット ツアー代 ¥11,266
- ピンクガネーシャ 御祈祷セット 20バーツ
- ワット・アルン 100バーツ
- ワット・ポー 500バーツ
- ワット・ポー マッサージ 480バーツ
- ワット・プラケオ 300バーツ
- マンゴースティッキーライス 50バーツ
- サイマイ 35バーツ
- ロティ 50バーツ
まとめ
バンコクは、観光、食事、文化体験を満喫できる魅力的な都市です。
タイの歴史や文化に触れる寺院巡り、インスタ映えするスポット、そして美味しい料理が揃っています。
旅行初心者でも安心して楽しめる場所が多いため、ぜひ一度訪れてみてください。
バンコクの魅力に触れ、素晴らしい思い出を作ることができること間違いなしです。