この記事は2023年12月に訪れた際の旅行記です。
ベルリンとは
ドイツの首都ベルリンは、ヨーロッパの歴史と現代が融合する魅力的な都市です。
東西ドイツ分裂の象徴であったベルリンの壁をはじめ、数々の歴史的な建造物や博物館、美術館が立ち並び、訪れる人々に多くの感動を与えます。
政治、文化、アートの中心地としても知られ、世界中から観光客が訪れる一大観光都市です。
都市全体が広々としていて、近代的な建物と歴史的な遺産が共存し、歩いて散策するのにとても楽しい街です。
アクセス
ベルリンの交通機関は非常に発達していて、中央駅からは市内のあらゆる観光地へのアクセスも良好です。
電車やトラム、バスを使えば、観光スポットへもスムーズに移動できます。
私はドレスデンからベルリンまでRegiojetのバスを利用しました。
移動時間は約2時間半、運賃は12.9€で、フリックスバスに比べて座席が快適でした。
バスは20分遅れて到着しましたが、ネットでリアルタイムの運行情報を確認できたので安心でした。
見どころ
ベルリンの壁
ベルリンの歴史を語る上で外せないのが、かつて東西を隔てた「ベルリンの壁」です。
今ではほとんどが撤去されましたが、一部は記念として残されており、特に有名なのが「イーストサイドギャラリー」です。
壁に描かれたカラフルなアートは、当時の政治状況や自由への願いを象徴しています。
歴史の重みを感じることができる場所です。
虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑
「ホロコースト記念碑」とも呼ばれるこの場所は、ベルリン中心部に位置する荘厳な慰霊施設です。
無数のコンクリートのブロックが立ち並ぶ光景は圧倒的で、訪れた人々に深い考察を促します。
記念碑自体は無料で訪れることができ、隣接する地下には資料館もあり、より詳しいホロコーストの歴史を学ぶことができます。
ブランデンブルク門
ベルリンのシンボルとも言える「ブランデンブルク門」は、歴史的な勝利の門であり、かつては東西ドイツを隔てる象徴でもありました。
現在では観光名所として、訪れる人々が記念写真を撮る人気スポットです。
周囲には広場があり、街を歩きながら気軽に訪れることができるため、必見の場所です。
国会議事堂
ドイツ連邦議会議事堂は、観光客にも開かれた施設で、その目玉は「ガラスドーム」です。
入場は無料ですが、公式サイトから事前に予約が必要です。
ガラスでできたドームの中をぐるりと回りながら、ベルリンの街並みを360度見渡すことができます。
歴史ある建物の中に、現代的なデザインが取り入れられており、まさにベルリンの象徴的なスポットです。
チェックポイント・チャーリー
「チェックポイント・チャーリー」は、かつて東西ベルリンを行き来するための検問所として使われていた場所です。
今では博物館も併設されており、冷戦時代のベルリンの様子や、当時の生活について学ぶことができます。
入場料は14.5€で、冷戦時代のスリリングな歴史に触れることができます。
Haus Schwarzenberg
ベルリンの隠れたアートスポットとして、訪れる価値のある「Haus Schwarzenberg」は、壁や建物にストリートアートが施されたアートハウスです。
自由な芸術表現が集まるこの場所は、観光客にも人気があり、ベルリンのアートシーンに触れたい方におすすめです。
入場は無料ですが、訪れる際に作品に触れたりすることは控えましょう。
宿泊した宿
ベルリンで宿泊したホテルは「MEININGER Hotel Berlin Central Station」でした。
このホテルはベルリン中央駅から徒歩数分の好立地にあり、移動には非常に便利でした。
私は4人部屋のドミトリーに宿泊し、一泊16€というリーズナブルな価格でした。
建物も綺麗で、ゲストキッチンも完備されており、長期滞在や自炊を希望する旅行者にもぴったりです。
全体的に居心地が良く、快適な滞在を楽しめました。
かかった費用
- 宿泊費 15.4€
治安について
ベルリンの治安は概ね良好ですが、特に観光地周辺や中央駅では注意が必要です。
大きな駅や人通りの多い場所では、スリや物乞いが見られることもあるため、荷物や貴重品の管理には十分気をつけましょう。
特に夜間の一部エリアでは、注意が必要です。
まとめ
ベルリンは、歴史と文化が交錯する大都市であり、多くの見どころがあります。
特にベルリンの壁やブランデンブルク門、ホロコースト記念碑など、世界的に有名なスポットがたくさんあるため、訪れる価値は十分です。
アクセスも便利で、都市全体が観光客にとってフレンドリーな環境に整っています。
治安には多少の注意が必要ですが、基本的には安心して楽しめる街です。
ベルリンでの滞在は、歴史に触れ、アートや文化を感じる素晴らしい体験になるでしょう。