この記事は2023年12月に訪れた際の旅行記です。
フランクフルトとは
フランクフルトは、ドイツの金融と交通の中心地であり、欧州中央銀行があることから「ヨーロッパの金融都市」としても知られています。
高層ビルが立ち並び、現代的な都市風景が広がる一方で、歴史的な街並みも色濃く残る魅力的な都市です。
また、フランクフルトは交通の要所でもあり、空港や鉄道を利用した国内外へのアクセスが非常に便利です。
アクセス
フランクフルトはヨーロッパ中からのアクセスが良好で、鉄道やバスでの移動が非常に便利です。
私はアムステルダムからフランクフルトへの移動はFlixBusを利用し、料金は47€でした。
FlixBusは安価で快適な長距離移動手段としておすすめです。
フランクフルトから次の目的地であるドレスデンへは、ドイツ国鉄(DB)で移動し、こちらは17.9€で快適な列車の旅を楽しむことができました。
見どころ
ユーロマーク
フランクフルトの象徴ともいえる巨大なユーロマークのモニュメントは、欧州中央銀行(ECB)の前に位置しています。
この鮮やかな青と黄色のユーロマークは、欧州連合(EU)の経済力を象徴し、観光客が必ず訪れる人気のフォトスポットです。
無料で観光できるので、ぜひ訪れて記念写真を撮ってみてください。
鉄の橋(Eiserner Steg)
マイン川を渡るこの歴史ある「鉄の橋」は、フランクフルトの重要な観光名所です。
橋の上からは美しいマイン川と、川沿いに広がるフランクフルトの街並みを眺めることができます。
この橋には、多くのカップルが愛の南京錠を掛けていることでも有名で、ロマンチックな雰囲気が漂います。
橋の散策は無料で、特に夕暮れ時の景色が絶景です。
レーマー広場(Römerberg)
フランクフルト旧市街の中心にある「レーマー広場」は、中世の街並みが残る歴史的な広場です。
美しい木骨造りの建物が立ち並び、広場の周囲にはカフェやレストランが点在しています。
特にクリスマスマーケットが開かれる冬の季節は、広場全体が温かく彩られ、観光客で賑わいます。
その他の見どころ
フランクフルトには、他にも見逃せないスポットがたくさんあります。
たとえば、シュテーデル美術館(Städel Museum)は、ゴッホやルノワールなどの名画が展示されている有名な美術館で、入場料は16€です。
また、パルメンガルテン(Palmengarten)という植物園も人気の観光地で、入園料は7€。
市の中心部に位置するこの広大な庭園では、季節ごとに異なる植物や花を楽しめます。
歯磨き粉 Ajona
フランクフルトの観光中にぜひチェックしてほしいお土産の一つが「Ajona」というドイツの歯磨き粉です。
小さなチューブに入っており、使う量が非常に少量で済むため、旅行者にとっては特に便利。
わずか米粒大の量でもしっかりとした泡立ちで、口内をしっかりとケアしてくれます。
価格も非常に手ごろで、現地のドラッグストアやスーパーで簡単に手に入ります。
小型で持ち運びしやすいので、旅行中の自分用にも、お土産としてもぴったりの商品です。
宿泊した宿
私がフランクフルトで宿泊したのは「5Elements Hostel Frankfurt」です。
6人部屋のドミトリーに1泊し、28€でした。
このホステルは市内の中心部にあり、観光や交通の拠点として非常に便利な立地でした。
ただし、ホステルの周辺にはいかがわしいお店が並び、夜間に外出する際は少し気を付ける必要があります。
また、ホームレスの方々も多く見かけ、周囲の環境が少し気になる点がありましたが、価格帯を考えるとコストパフォーマンスは良好です。
かかった費用
- 宿泊費 28.01€
- スーパー(自炊用の食材) 6.55€
治安について
フランクフルトは全体的に安全な都市ですが、特に中央駅周辺では注意が必要です。
私は駅で電車を待っている間、何度かお金をねだられることがありました。
また、駅周辺にはホームレスの方が多く、夜遅くに一人で歩く際は十分に気を付けることをおすすめします。
観光地自体は治安が良く、昼間の散策は安心して楽しめますが、夜間は駅周辺を避けるか、タクシーを利用する方が安全です。
まとめ
フランクフルトは、歴史と現代が融合した魅力的な都市で、観光スポットも多く、滞在中に訪れるべき場所がたくさんあります。
ユーロマークやレーマー広場、鉄の橋はもちろん、時間があれば美術館や植物園も訪れると、さらに深い魅力を感じられるでしょう。
治安面では注意が必要な部分もありますが、しっかりと対策をすれば問題なく楽しめる都市です。