【イギリス】煌めくロンドンで過ごす、特別な聖夜を楽しむクリスマス

世界一周旅行
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この記事は2023年12月に訪れた際の旅行記です。

ロンドンとは

ロンドンはイギリスの首都であり、世界でも有数の大都市です。

歴史的な名所や文化施設が豊富にあり、エンターテインメントやショッピング、食文化など、多様な魅力が詰まっています。

ロンドン塔やバッキンガム宮殿などの名所は観光客に人気で、ビッグ・ベンやロンドン・アイといったアイコニックな景観も多く見られます。

ロンドンの文化は、世界中からの影響を受けており、多様性が感じられます。

公園や庭園も多く、自然を楽しむ場も豊富です。

クリスマスシーズンのロンドンは、街全体が幻想的なイルミネーションに彩られ、歴史とモダンが共存する景観が一層魅力的になります。

アクセス

日本からロンドンまでは、成田や関西国際空港からの直行便で12〜14時間ほどで到着します。

主要空港は、ヒースロー空港とガトウィック空港で、ヒースロー空港から市内中心部までのアクセスも良く、地下鉄のピカデリー線で約45分で行けます。

また、ヒースローエクスプレスでパディントン駅まで15分と、短時間で中心地に出ることも可能です。

見どころ

ロンドン観光に欠かせないスポットをご紹介します。

クリスマスシーズンならではの楽しみ方ができるスポットには★をつけています。

バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)

ロンドンの象徴的な建物であり、イギリス王室の公式な居住地です。

宮殿の前では「衛兵交代式」を見ることができ、特に夏季には宮殿内部を見学するツアーも開催されています。

交代式は特に観光客に人気で、多くの人々が集まります。

シーズンによって開催日や時間が異なりますので、事前に公式サイトから確認してください。

ロンドン塔(Tower of London)

ロンドン塔は、歴史的な城塞であり、かつては王族の居城や牢獄、宝物庫として使用されていました。

現在はユネスコの世界遺産に登録されており、イギリスの歴史を知る貴重な場所です。

特に「王冠の宝物」は必見で、観覧料は約30ポンドです。

ガイドツアーもあり、歴史的背景を深く理解するのに役立ちます。

ビッグベン

ビッグベンはロンドンの象徴的なランドマークで、正式には「エリザベス・タワー」と呼ばれています。

この巨大な時計塔は、1860年代に建設され、英国のヴィクトリア朝建築を代表する作品の一つです。

ビッグベンという名称は、実際には塔の中の大きな鐘に由来しています。

ビッグベンの写真を撮る場合には、テムズ川の対岸から撮るとより魅力的な写真を撮ることができます。

特にウエストミンスター橋の高架下からは、ビッグベンとアーチを組み合わせた写真を撮ることができます。

ロンドン・アイ(London Eye)

テムズ川沿いにある大観覧車で、ロンドンのパノラマビューを楽しむことができます。

特に夜景は美しく、ロマンチックなひと時を過ごすには最適です。

チケットは約30£で、事前にオンライン予約をすると割引が受けられることもあります。

★ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)

歴代のイギリス王の戴冠式や結婚式が行われる場所で、ゴシック建築の美しさが際立っています。

クリスマスシーズンには特別なミサやクリスマスコンサートが行われます。

参加には無料のものもありますが、事前予約が必要なことも多いため、訪れる際はウェブサイトでの確認をおすすめします。

★セントポール大聖堂

イギリスの重要な宗教的建物であり、壮大なドームが特徴です。

内部の美しいモザイク画や大聖堂の屋上からはロンドンの絶景を楽しむことができます。

入場料は25£ですが、登頂を含むオプションもあり、特別な体験ができます。

セントポール大聖堂でもクリスマスシーズンには特別な礼拝が行われます。

私はクリスマス当日に行われたFestival Evensongに参加しました。

壮大なドームの下で行われる礼拝は、クリスマスの厳粛な雰囲気を体感でき、特別な思い出になりました。

キングクロス駅(King’s Cross Station)9と3/4番線

ハリーポッターファンなら、キングクロス駅にある「9と3/4番線」を訪れるのも外せません。

ファンが撮影できるよう、特別なセットが組まれており、列ができるほどの人気スポットです。

撮影そのものは無料ですが、プロの写真が欲しい場合は10£の追加料金がかかります。

駅内にはハリーポッターグッズ専門店もあり、お土産探しにもぴったりです。

ナショナルギャラリー(National Gallery)

トラファルガー広場に位置するナショナルギャラリーは、ヨーロッパの名画を多数収蔵している美術館です。

入場は無料で、レンブラントやゴッホ、モネなどの作品をじっくり鑑賞できます。

特に「ひまわり」などの印象派の作品は必見です。

館内にはカフェもあるので、展示を楽しみつつホットドリンクで一息つけます。

テート・モダン(Tate Modern)

現代アートを専門とする美術館で、ロンドンの南岸に位置しています。

独特な建物と、巨大な展示室や面白いインスタレーション作品が特徴です。

常設展の入場は無料です。

大英博物館(British Museum)

世界中の文化財が集められた大英博物館も入場料は無料です。

エジプトのミイラやロゼッタストーン、アッシリアの彫刻など、多彩なコレクションが揃っています。

特に「エジプトギャラリー」は人気のスポットです。

★ザ・ウォーレス・コレクション(The Wallace Collection)

隠れた名所、ザ・ウォーレス・コレクションは、美しい家具や絵画、彫刻などが展示された館です。

クリスマス時期には特別装飾が施されることもあり、アンティークの雰囲気が増します。

入場は無料で、訪れると静かで落ち着いたひと時を過ごせるでしょう。

ハイドパーク(Hyde Park)

ロンドン中心部に位置する広大な公園で、リラックスするのに最適な場所です。

ボートをレンタルしたり、庭園を散策したりすることができます。

冬季にはウィンター・ワンダーランドが開催され、家族連れに大人気です。

観覧車やアトラクション、アイススケートリンクが設置され、冬のアクティビティが楽しめます。

また、マーケットやフードコートも充実しており、クリスマス気分を盛り上げてくれます。

タワーブリッジ(Tower Bridge)

タワーブリッジは夜になると美しく光り輝きます。

昼間とは異なる顔を見せるこの光景は、写真映えも抜群。

テムズ川沿いを散歩しながら、周辺の夜景と共に楽しむのがおすすめです。

★オックスフォードストリートのクリスマスイルミネーション

クリスマス期間中、ロンドンの街全体がライトアップされます。

特にロンドンの代表的なショッピング街、オックスフォードストリートやリージェントストリートでは、毎年美しいクリスマスイルミネーションが点灯します。

色とりどりのライトが通りを彩り、ショッピングを楽しむ人々を惹きつけます。

特にリージェントストリートの天使をモチーフにしたイルミネーションは人気があり、毎年違ったデザインで訪れる人々を楽しませてくれます。

イルミネーションを眺めながらのウィンドウショッピングは、冬の楽しみの一つです。

★フォートナム&メイソン

フォートナム&メイソンは紅茶やビスケットの高級店です。

ショッピングだけでなく、クリスマスシーズンには華やかなディスプレイが施され、建物全体が美しくデコレーションされます。

季節のギフトが豊富に揃い、ちょっとしたお土産にも最適です。

コヴェント・ガーデン(Covent Garden)

ショッピングやレストラン、パフォーマンスが楽しめる賑やかなエリアです。

市場やブティック、アートパフォーマンスなど、様々なアクティビティが盛り込まれています。

訪れるだけで楽しい雰囲気が漂っています。

★ボクシングデー

12月26日のボクシングデーは、ロンドンのデパートが一斉にセールを開催する日です。

ハロッズやセルフリッジズでは、大規模な割引セールが行われ、早朝から多くの人で賑わいます。

最大で50%以上の割引が行われることもあるため、人気ブランドの商品をお得に手に入れるチャンスです。

買い物好きには見逃せない一日です。

宿泊した宿

宿泊先はCricketers Hostelで、4泊90ポンドとコストパフォーマンスの良いホステルでした。

6人ドミトリーにはタオル付きで、トイレ、バスルーム、キッチンも清潔に保たれていました。

また、宿泊中に洗濯が無料でできるのは大変便利でした。

チェックインが姉妹ホステルで少し手間ですが、観光地からはなんとか徒歩圏内なので不便なく過ごせます。

かかった費用

ロンドンでは無料で入れる観光施設が多く、費用の大部分は宿泊費と交通費、自炊用の食材でした。

  • 宿泊費 90.72£
  • 交通費 27.4£
  • 食費 13.3£
  • ウエストミンスター寺院への寄付 1£

治安について

ロンドンは大都市であり、観光地周辺も治安は比較的良好ですが、スリや置き引きが発生することもあります。

特にクリスマスシーズンは観光客が増えるため、混雑時には荷物の管理に気をつけましょう。

夜の観光も、基本的にはメインストリートであれば安全に楽しめますが、人気の少ない路地は避ける方が安心です。

まとめ

ロンドンのクリスマスについて事前に聞いていたのは、「公共交通機関が止まって、店も全て閉まる」ということでしたが、実際に訪れてみると予想外のことが多かったです。

確かにクリスマス当日は公共交通機関が制限されますが、教会ではイベントが行われており、クリスマスシーズンならではの雰囲気を楽しむことができます。

また、キリスト教以外の店舗がオープンしているのも多く、想像以上に充実した1日を過ごせました。

教会のミサやクリスマスの雰囲気が漂う中での散策は、特別な体験となりました。

ぜひ、特別な雰囲気の中でロンドンのクリスマスを堪能してください。

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