この記事は2023年9月に訪れた際の旅行記です。
レンソイスとは
ブラジルの北東部に位置するレンソイス・マラニャンセス国立公園は、一見シーツが広がるような真っ白な砂丘が広がる風景が広がっています。
その名前はポルトガル語で「シーツ(レンソイス)」と「マラニャン州(マラニャンセス)」を組み合わせたもので、その景観はまるで大自然が織りなす奇跡のシーツのようです。
雨季(6月~9月)には、砂丘にたまる雨水がエメラルドグリーンの湖を作り出し、この一帯は美しい光景で彩られます。
湖には、乾季になると消えてしまう魚たちが泳ぎ、自然の力の偉大さを感じられる場所です。
レンソイスへの行き方、アクセス
サン・ルイスへ
日本→ブラジル
日本からブラジルへの直行便はなく、私はアメリカのロサンゼルス経由で行きました。
北米経由の場合は、出発の74時間前までにESTAの申請をお忘れなく。
ブラジル サンパウロ→サン・ルイス
サンパウロ到着後、国内線に乗り換えてサン・ルイスへ。
飛行時間は約3時間半です。
サン・ルイスのバスターミナルへ
サン・ルイスの空港からバスターミナルまでは少し距離があります。
私の場合、空港のATMが壊れており現地通貨を持っておらず、30分歩いてバスターミナルへ向かいました。
帰りはUberを利用し、料金は10.95レアル(約332円)でした。
バスに乗ってバヘリーニャスへ
バス会社CISNE BRANCOでチケットを購入し、4~5時間のバス移動でバヘリーニャスへ。
バス料金は現金だと60レアル、クレジットカードは65レアル(¥1,974)でした。
バス会社公式ホームページ 出発:São Luís 到着:Barreirinhas
レンソイスツアーへ
現地ツアーの予約
バヘリーニャスからレンソイス・マラニャンセスへは、現地ツアーを利用しました。
私は当日の夕方にレンソイスに到着し、バスを降りてすぐにあり口コミもよかった会社で、翌日のツアー(9:00-13:00)を予約しました。
ツアー内容は湖での水遊びがメインで、費用は送迎込みで108レアル(約3,279円)でした。
ピックアップ
朝9時にホテルでピックアップされ、1時間未満で国立公園に到着しますが、道中はかなり揺れるので乗り物酔いに注意が必要です。
1時間かからず国立公園へ到着しました。
川のような場所はボートでこえて、そこから湖に向かって走ります。
国立公園に入ってからでこぼこ道は続きます。
でこぼこがひどいゾーンではタイヤの空気を抜いていました。
レンソイスに到着
レンソイスに着くと、エメラルドグリーンの湖と広大な白砂の風景が広がります。
各々自由行動を楽しみます。
9月のシーズン終わりでもこの絶景で、一見の価値があります。
水は涼しく、魚たちが泳ぐ様子も見ることができました。
バヘリーニャスへ
一通りレンソイスを楽しんだら、バヘリーニャスへ戻ります。
行きと同じがたがた道を通り、13時過ぎにバヘリーニャスの町に到着しました。
ドロップオフは基本的にはピックアップと同じだ所ですが、希望を伝えれば別の場所でも対応してくれました。
バヘリーニャスからサン・ルイスへ
バヘリーニャスにはサン・ルイスのようにバスターミナルはありません。
バヘリーニャスからサン・ルイスへ戻るバスのチケットはJBtourというツアー会社で購入できます。
わからない場合は周囲の人に聞くと親切に教えてくださいますが、英語はほとんど通じなかったので、スペイン語やポルトガル語で伝えられるよう準備をしておくとよいでしょう。
宿泊した宿
バヘリーニャスで宿泊したのはZ-18 Hostelの個室で、朝食もついて一泊150レアルでした。
かかった費用と持ち物
費用
- 飛行機代(日本→ブラジル): 約151,605円
- バス代(サン・ルイス→バヘリーニャス) 行き:65レアル(¥1,974)、帰り:60レアル(¥1,792)
- レンソイスツアー 108レアル(¥3,279)
- 宿泊費 160レアル(¥4,786)
- Uber(バスターミナル→空港) 10.95レアル(¥332)
トータルで¥12,163(飛行機代込みで¥163,768)でした。
持ち物
- 日焼け対策: 日焼け止め、サングラス、帽子は必須。
- 水と軽食: 現地では水や軽食を購入できる場所がありますが、事前に用意しておくと安心です。
- 防水ケース: 撮影機材や貴重品は、防水ケースに入れて持ち歩くのがベストです。
レンソイスに行ってみて
行った感想
約2日かけて到達したレンソイス・マラニャンセス国立公園。
シーズン終わりで期待していなかったものの、その絶景に圧倒され、行った甲斐があったと感じました。
治安について
私が訪れた際、治安面では特に大きな問題を感じることはありませんでした。
サン・ルイスの空港からバスターミナルまで30分ほど歩いた際も、身の危険を感じることはありませんでしたが、歩道がなくなったり、ゴミが散乱している場所があったため、可能であればUberなどを利用することをお勧めします。
バヘリーニャスは穏やかな田舎町で、1泊だけでしたが安心して滞在できました。
また、サン・ルイスの空港で空港泊をした際も、特に怖さは感じませんでした。