この記事は2023年9月に訪れた際の旅行記です。
バスの予約
ラパスからクスコへのバスは、前日にラパスのバスターミナルで購入しました。
バスターミナルの場所は市内中心部からアクセスしやすい場所にありますが、少し混雑しているので早めに行くのがおすすめです。
評判の良いTiticaca社のバスを利用しようと思っていましたが、残念ながら夜行便がなく、代わりにLitoral社で予約しました。
夜行便は昼便よりも高めの250ボリ(約4,875円)でしたが、夜に到着する昼便よりも、夜行便で宿代を節約することを選びました。
夜行バスに乗車
バス乗車
バス乗車当日はエルアルトの泥棒市を訪れるため、大きな荷物はLitoral社の窓口で預けることにしました。
バスターミナルに戻る時間を見越して、15時に集合しました。
バスターミナルに到着すると、窓口で座って待つように指示されました。
しばらくして係りの方が来て、バス会社がTramszel社に変更になったと知らせてくれました。
南米仕様の大きめでフカフカのシートが設置されており、長時間の移動にも関わらず快適に過ごせました。
出発前にターミナル使用料として2.5ボリ(約49円)の回収がありました。
イミグレ
ラパスを出発して約2時間後の17:45にボリビアとペルーの国境に到着しました。
イミグレーションでは、私たちの前に団体の観光客がいて少し待ち時間がありましたが、全員で10人ほどだったので、1時間ほどで手続きが終了しました。
ペルーに入国するときには、ペルー側の入国審査もスムーズに進みました。
プーノで乗り換え
ラパス発のバスの乗車人数が少なかったため、プーノでの乗り換えが必要になりました。
プーノには20:45に到着し、乗り換えのために約1時間半の待ち時間がありました。
この間、プーノのバスターミナルでトイレに行きたかったのですが、ソル(ペルー通貨)を持っていなかったので、売店でボリビアーノを両替しました。
レートはかなり悪く、100ボリが40ソル(1ソル=約53.94円)になってしまいましたが、急な両替のため仕方ありませんでした。
プーノからのバスは22:20に出発し、クスコに向けて再び旅が始まりました。
この区間では多くの乗客が乗り込みましたが、シートは快適で、しっかりと眠ることができました。
クスコに到着
朝の5時半過ぎにクスコに到着しました。
トランクに預けていた荷物を引き取ろうとしたときに、プチトラブルが発生しました。
預け荷物の半券がプーノのバスターミナルで交換した際のチケットについていたため、無くしてしまっていたのです。
英語が通じず、スペイン語も話せない状況でしたが、同じ状況になった人が他にもいたため、何とか説得して荷物を引き取ることができました。
このトラブルから、バス会社の荷物管理がしっかりしていることを実感しました。
かかった費用
- バス代 250ボリ(¥4,875)
- ターミナル使用料2.5ボリ(¥49)
バスに乗ってみて
15時半から翌朝5時半までの約14時間の移動でしたが、バスのシートが大きく快適だったため、ぐっすりと眠ることができました。
途中での乗り換えや預け荷物の半券紛失など、予想外の出来事もありましたが、しっかりと管理されていたため、安心して旅を続けることができました。
治安について
ラパスでは、地元に住んでいるバスの乗務員さんが夜明けまでは1人で歩くのを控えるようにアドバイスしてくれました。
注意を払っていたため、特に怖い思いをすることはありませんでしたが、暗い時間帯や人通りの少ない場所は避けたほうが良いと思います。
クスコでは、到着後にアルマス広場を散策しましたが、観光客が多く、賑やかな雰囲気でした。
夜間でもそれほど危険は感じませんでした。
持ち物や注意事項
- ソル: ソルの準備を忘れてしまい、かなり悪いレートで両替する羽目になりました。少額でよいので、事前に用意しておくことをおすすめします。
- モバイルバッテリー: 夜行バスでは電源が使えないことが多いため、長時間の移動に備えてモバイルバッテリーは必携です。
- 食べ物・飲み物: バスの中で提供される食事はありませんので、軽食や飲み物を持参しておくと良いでしょう。