この記事は2023年11月に訪れた際の旅行記です。
メキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスで訪れたおすすめスポットや空港までのアクセスをご紹介します。
サン・クリストバル・デ・ラス・カサスとは
サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(通称サンクリ)は、メキシコのチアパス州に位置する魅力的な都市です。
スペイン植民地時代の名残を感じさせる赤いタイル張りの屋根や石畳の通り、バルコニー付きの家々が並ぶコロニアル調の街並みが特徴です。
また、ヒッピー文化が根付いており、観光客が路上で自分の作品を販売する姿も見られます。
物価が安いため、多くのバックパッカーが長期滞在する「沈没地」としても知られています。
ゆったりとした生活と可愛らしい街並みが観光客を惹きつけます。
サンクリへの行きかた
サン・クリストバル・デ・ラス・カサスへは、飛行機やバスでアクセス可能です。
飛行機
飛行機でのアクセスには、州都トゥクストラ・グティエレスの「アンヘル・アルビノ・コルソ国際空港」利用が便利です。
空港からは、OCCのバスでサンクリまで移動できます。
バスチケットは空港内で購入可能ですが、事前にADOの公式サイト(日本からはアクセス不可)やClick Busで購入することもできます。
料金は254ペソです。
サンクリから空港への移動には、市内のコレクティーボ乗り場でバスを手配しました。
英語は通じませんでしたが、翻訳機を使って親切に対応してもらえました。
料金は220ペソでした。
バス
メキシコ国内や隣国からの長距離バスも利用できます。
私はオアハカからOCCのバスを利用しましたが、料金は67ドルでした。
チケットはバスターミナルの窓口やADOの公式サイト、Click Busで購入できます。
メキシコの長距離バスはシートが広めで快適ですが、人気路線には複数のランクがあり、よりリラックスした移動が可能です。
サンクリの見どころ
街並みを楽しむ
サンクリの街並みはコロニアル調でとても可愛らしく、先住民の文化も色濃く残っています。
「プエブロ・マヒコ」としてメキシコ政府観光局に認定されており、魅力的な自治体として知られています。
レアル・デ・グアダルぺ通りはサンクリのメインストリートで、カフェやレストラン、お土産屋さんが並んでいます。
街をゆっくり散策しながら、カフェのテラスでドリンクを楽しむのもサンクリの楽しみ方のひとつです。
市場を楽しむ
カリダー・イ・サント・ドミンゴ市場
カラフルな民芸品や刺繍が施された服が並ぶカリダー・イ・サント・ドミンゴ市場は、迷路のように入り組んだ通りにたくさんの店が立ち並び、歩くだけでも楽しい場所です。
お店ごとにデザインやクオリティが異なるので、いくつかの店を見て回って、お気に入りの一品を見つけてください。
ビエホ市場
ビエホ市場は、食品や生活用品を扱う地元の市場です。
現地の人々の生活を垣間見ることができ、自炊をする方には食材の調達にも便利です。
ただし、近くにはスーパーもあるので、慣れない方はスーパーでの購入もおすすめです。
Xocol-Na Chocolate & Churros Cafeteria
「Xocol-Na Chocolate & Churros Cafeteria」では、揚げたてのチュロスとともに濃厚なチョコラテを楽しむことができます。
長いチュロスが7本も出てきて、1つ40ペソ、2つで80ペソです。
甘いものが好きな方にはぜひ試してほしいカフェです。
nagahama miso
サンクリにある日本食材店「nagahama miso」では、みそや納豆、お豆腐、顆粒だし、わかめなどを購入できます。
おにぎりも販売されていることがあり、手ごろな価格で日本の食材を手に入れることができます。
納豆と顆粒だし、わかめを購入して35ペソでした。
店の扉は閉まっていることが多いので、「こんにちは」と声を掛けると開けてくれます。
近くの高台にある教会からの景色も素晴らしいです。
かかった費用
- ホステル 32ドル
- nagahama miso 35ペソ
- チュロス、チョコラテ 80ペソ
治安について
メキシコのチアパス州は外務省の危険レベルで1とされており、基本的には安全です。
夜間には出歩かなかったものの、日中はのんびりとした雰囲気で特に危険を感じることはありませんでした。安心して観光を楽しんでください。