【タイ】バンコク発!メークロン市場・水上マーケット・アユタヤ遺跡を1日で巡る充実ツアー体験記

世界一周旅行
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この記事は2024年2月に訪れた際の旅行記です。

タイ旅行で「限られた日程でも主要スポットを効率よくまわりたい」と思っている方におすすめなのが、バンコク発の日帰りツアー。


今回は KKday で予約した、日本語ガイド付きの人気ツアーに参加してきました。

訪れたのは、以下の3つの名所です。

  • メークロン市場(列車が市場を突っ切る迫力スポット)
  • ダムヌン・サドゥアック水上マーケット(タイらしさ満点)
  • アユタヤ遺跡群(世界遺産)

ツアー基本情報

朝のホテル送迎&ツアースタート

朝6:30頃に宿泊ホテルまでお迎えがありました。

10分前にはバンが到着しており、時間厳守で安心しました。

複数のツアー客が集まる中、私は17人ほどのグループで中型バスに乗車。

7:30にはサービスエリアでトイレ休憩があり、コンビニもあるので朝ごはんを食べていなくても問題ありませんでした。

メークロン市場で電車が通る瞬間を体感

最初に訪れたのは、バンコクから車で約1時間半ほどの場所にあるメークロン鉄道市場(通称:タラート・ロムフープ)。

サムットソンクラーム県に位置するこの市場は、なんと線路の上に市場が並ぶという異色のスポットです。

もともと地元住民向けの生鮮市場でしたが、後に鉄道が敷設され、列車が市場の真ん中を通過する光景が話題に。

列車が近づくと、商人たちが手際よく日よけを引き、商品を一時避ける様子は圧巻。

まるでパフォーマンスのような一瞬に、多くの観光客がカメラを構えます。

通過後は何事もなかったかのように元通りになり、市場が再開されるというのも面白いポイント。

今では「世界でもっとも危険な市場」としても知られ、インスタ映えスポットとしても大人気です。

列車の通過シーンを撮影したい場合は、線路沿いのカフェなど、やや高めの位置から構えると全体を収めやすくおすすめです。

ダムヌン・サドゥアック水上マーケットで観光気分を満喫

続いて向かったのは、ラチャブリー県にあるダムヌン・サドゥアック水上マーケットです。

朝6時頃から昼前まで営業しており、特に午前中は観光客で賑わいます。

このマーケットは、19世紀にラーマ4世の命により運河を掘削して整備された地域にあり、当時は水路が人々の生活を支える重要な交通手段でした。

現在は観光向けに整備されているものの、昔ながらの雰囲気が色濃く残っており、ボートで移動しながら土産物やフルーツ、軽食などを購入する体験は、まさに「タイらしさ」を味わえる瞬間。

市場の周辺では、トロピカルフルーツをその場で切ってくれたり、焼きバナナやタイ式クレープなどのローカルグルメを楽しんだりと、五感で楽しめる要素が満載です。

写真を撮るなら、マーケットの端から中央に向けて水路全体を写す構図がおすすめ。

果物を売る屋台や、伝統衣装を着た売り子さんとのツーショットも絵になります。

タイ料理ランチでほっと一息

午前中に市場を2つ巡った後は、エアコン付きのレストランでゆっくりランチタイムです。

出されたのは、グリーンカレーやトムヤムクン、野菜炒め、卵料理など、タイ料理の定番メニューをシェア形式で楽しめる内容でした。

見た目は辛そうでも意外とマイルドで、日本人にも食べやすい味付け。

マンゴーやスイカなどのフルーツもついており、しっかり満腹になれる内容でした。

レストランは観光客向けに整備されていますが、エアコンが効いていてやや冷えることも。

冷房対策として薄手のカーディガンやストールがあると快適です。

アユタヤ遺跡①|ワット・マハタート

午後は世界遺産に登録されているアユタヤ遺跡群へ移動。

最初に訪れたのは、アユタヤ王朝の初期、14世紀後半に建てられたワット・マハタートです。

ここはかつて王朝の中心的寺院として機能し、多くの僧侶や修行者が集まった場所でもありました。

この寺院で最も有名なのが、木の根に包まれた仏頭

1767年、ビルマ軍による侵攻で寺院は破壊され、多くの仏像が首を切り落とされました。

その中のひとつが自然に木の根と絡まり、現在のような神秘的な姿になったと言われています。

仏頭の目線より高い位置からの撮影は禁止されており、参拝時には礼儀を守るよう注意が必要です。

遺跡内は日陰が少なく、敷地も広いため、長時間の徒歩移動を想定して帽子や水分補給ができるボトルを持参しましょう。

寺院跡とはいえ神聖な場所とされているため、肩や膝が隠れる服装がマナーとされています。

写真スポットとしては、もちろん仏頭が有名ですが、背景に崩れたレンガや仏塔を入れると雰囲気ある一枚に。

象乗り体験(希望者のみ)

ワット・マハタートの次は、象乗り体験ができるエリアへ。

約10分間、料金は250バーツ(約1,000円)で、象の背中に乗ることがができます。

観光向けのアクティビティとして人気ですが、近年は象の労働環境や動物福祉の問題が注目されており、参加をためらう方も増えています。

象と触れ合いたいけれど乗るのには抵抗がある…という場合は、餌やり体験や記念撮影だけを楽しむことも可能です。

アユタヤ遺跡②|ワット・プラシーサンペット

次に訪れたのは、アユタヤ王宮跡に隣接するワット・プラシーサンペット。

15世紀に建てられたこの寺院は、歴代の王が祈りを捧げた王室の菩提寺であり、アユタヤ時代のもっとも格式高い寺院とされています。

特徴的なのは、王の遺骨を納めた3基の仏塔。

かつてはこの仏塔を囲むように金箔が施された巨大な仏像が立ち並び、寺全体が金色に輝いていたと記録に残っています。

ビルマ軍による破壊でその多くは失われましたが、今なおその威厳を感じさせる佇まいです。

石段が多く足場が不安定な箇所もあるため、スニーカーなど歩きやすい靴が◎。

こちらも格式の高い寺院跡なので、露出の少ない服装が推奨されます

3基の仏塔を真正面から捉える構図は迫力があり、SNS映えも抜群です。

夕暮れ時に訪れると、金色に輝くような遺跡の姿が美しく撮影できます。

アユタヤ遺跡③|ワット・ロカヤスタ(涅槃像)

最後に立ち寄ったのは、巨大な涅槃仏像が印象的なワット・ロカヤスタ。

全長は約42メートル、高さは約8メートルにもおよび、レンガと漆喰で作られたこの涅槃像は、静かに横たわるその姿から深い安らぎを感じさせます。

足の裏には装飾模様が刻まれており、かつては金箔が貼られていた痕跡も。

広い芝生の中に涅槃仏像が横たわる開放感のある場所です。

撮影時は、全体像を捉えるために少し離れた位置から広角で撮るのがおすすめです。

寝そべる仏像と一緒に写る構図は旅の記念にぴったり。

感想

今回のツアーでは、1日でタイの代表的な観光地を効率よく巡ることができ、とても充実した時間を過ごしました。

特に、メークローン市場での電車通過シーンや、水上マーケットでのボート体験は、タイならではの風景と活気を感じることができ、思い出深い瞬間となりました。

アユタヤ遺跡では、歴史的な背景を知りながら壮大な遺跡を巡り、タイの豊かな文化に触れることができました。

ツアーに参加することで、各地の移動もスムーズに行え、効率的に観光スポットを回れた点が特に良かったです。

ガイドさんの詳しい説明や、グループでの交流も楽しく、1日という短い時間で多くのことを学び、体験できました。

まとめ

個人で訪れるのも魅力的ですが、やはりツアーは移動や時間を気にせず、安心して楽しめるので、旅行初心者や忙しい人にも最適です。

次回、タイを訪れる際も、またこのようなツアーを利用して、さらに深くタイの文化や歴史を感じたいと思います。

観光地を効率的に回りたい方には、ぜひこのツアーをおすすめします。

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