この記事は2023年12月に訪れた際の旅行記です。
ブリュッセルとは
ブリュッセルは、ベルギーの首都であり、ヨーロッパ連合の主要な機関が集まる国際都市です。
古い歴史と現代的な文化が調和し、多様な観光スポットが点在しています。
美しい中世の建物や、世界的に有名な美術館、美味しいワッフルが訪れる人々を魅了します。
アクセス
ブリュッセルは、ヨーロッパ各地からのアクセスが非常に便利です。
鉄道やバスでのアクセスも充実しており、特にフランスやドイツ、オランダからは直通の高速列車が頻繁に運行しています。
ブリュッセル国際空港(Zaventem)は、中心部から電車で約20分と便利な位置にあり、海外からの訪問者にもアクセスしやすいです。
私はFilxbusを利用し、ルクセンブルクから約3時間で17.99€(¥2,889)、アムステルダムまで約3時間で9.99€(¥1,609)で移動しました。
見どころ
グランプラス (Grand Place)
ブリュッセルの中心に位置するグランプラスは、中世の建築が美しく保存された広場で、世界遺産にも登録されています。
周囲には豪華なギルドハウスが並び、夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
特にクリスマスシーズンにはプロジェクションマッピングが施され、広場全体が光と音のショーに包まれます。
入場料は不要で、自由に見学できますが、プロジェクションマッピングのスケジュールを確認して訪れるのがおすすめです。
小便小僧 (Manneken Pis)
ブリュッセルの象徴である小便小僧は、小さなブロンズ像ですが、そのユニークな姿で世界中の観光客に親しまれています。
「3大がっかり名所」のひとつとして知られていますが、実際に見ると、その小ささに驚くことも多いです。
また、像が遠くにあるため、近くで見ると意外に驚くかもしれません。
この像は2度も盗難にあったことがあり、そのためかセキュリティも整っているように感じます。
特にイベントや祝日には、さまざまな衣装を着せられることがあり、その姿を見に訪れる人々で賑わいます。
小便少女 (Jeanneke Pis)
小便小僧の妹分とも言える小便少女は、ブリュッセルの裏通りにひっそりと佇む像です。
少し探す楽しみがありますが、見つけたときの喜びもひとしおです。
こちらも無料で見学できるので、しょんべん小僧とセットで訪れるとよいでしょう。
ブルージュ
ブリュッセルから快速電車で約1時間で行けるブルージュは、中世の趣をそのまま残す美しい町です。
「北のヴェネツィア」と称されるブルージュは、運河が町中を巡り、石畳の道や歴史的な建物が広がる風景が魅力的です。
中世の雰囲気が漂うこの町は、まるで絵本の中に迷い込んだかのような感覚を訪れる人々に与え、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
サン・ミッシェル大聖堂 (St. Michael and St. Gudula Cathedral)
サン・ミッシェル大聖堂はゴシック様式で、ブリュッセルの宗教的中心地であり、美しいステンドグラスと荘厳な内部装飾が魅力です。
グランプラスからも近く、見学は無料です。
マグリット美術館 (Magritte Museum)
マグリット美術館は世界的に有名なシュルレアリスムの画家、ルネ・マグリットの作品を展示する美術館です。
彼の生涯と作品に関する展示が充実しており、アート好きには必見のスポットです。
入館料は10€程度で、チケットは公式サイトから事前に購入することができます。
Church of Our Lady of Victories at the Sablon(サブロンの教会)
サブロンの教会は、ブリュッセルの高級住宅街にある美しい教会です。
内部には精巧な彫刻やステンドグラスがあり、静かな時間を過ごすのに最適です。
見学は無料で、マグリット美術館の近くにあります。
ギャルリ・サンテュベール (Galeries Royales Saint-Hubert)
ギャルリ・サンテュベールは、1847年にオープンした歴史的なアーケードで、高級ブティックやカフェが立ち並んでいます。
ショッピングやお土産探しにぴったりの場所であり、特にチョコレートショップが充実しています。
屋根のあるアーケードなので、雨の日はここでウィンドウショッピングを楽しむのもおすすめです。
グルメ
ブリュッセルワッフル
ブリュッセルといえば、やはりワッフルが外せません。
街中には多くのワッフルスタンドがあり、手軽に本場の味を楽しめます。
お店選びのコツは焼き立てのワッフルを楽しめるかどうかです。
価格はスタンドによりますが、3€〜5€程度で購入できます。
外はカリッと、中はふんわりとした食感が特徴で、シンプルな砂糖がけから生クリームやフルーツをトッピングしたものまで、バリエーションも豊富です。
フリット
ブリュッセルでフリット(ベルギー風フライドポテト)を楽しむなら、Fritlandがおすすめです。
グランプラスからもほど近く、観光の合間に立ち寄りやすいロケーションです。
外はカリッと中はホクホクに揚がったフリットは、様々なディップソースと一緒に味わうのが定番です。
地元の人にも愛される人気店で、行列ができることもありますが、待つ価値は十分にあります。
宿泊した宿
ブリュッセルではSleep Well Youth Hostelで、6人部屋のドミトリーに3泊して97€でした。
立地もよく、主要な観光スポットへ歩いていくことができます。
また、ショッピングモールが近くにあり、スーパーもそこに入っていて便利でした。
朝食はバイキング形式で種類も豊富で、ワッフルもありました。
かかった費用
- 宿泊費 97€
- マグリット美術館 15€
- ワッフル 4.4€
- フリット 4€
- スーパー 14.4€
治安について
ブリュッセルは全体的に治安が良いですが、観光地や駅周辺ではスリに注意が必要です。
特に夜間は、人通りの少ない場所を避け、主要な通りを歩くよう心がけましょう。
また、大きなイベントやデモが行われることがあるので、最新の情報を確認して行動することをおすすめします。