【旅行準備】海外旅行保険と世界一周旅行に持って行ったクレジットカードをご紹介

旅行ハック
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半年間の世界旅行に行く際にお世話になった海外旅行保険と持って行ったクレジットカードをご紹介します。

海外旅行保険

海外旅行保険とは

海外旅行保険とは、旅行先での病気やケガ、盗難などのトラブルによって生じた損害を補填するための保険です。

海外では慣れない環境で病気やけがのリスクが高いだけでなく、盗難や傷害等の犯罪発生率も高いです。

また、医療費も高額な国も多いため、万が一、病院にかかった場合高額な医療費を請求されてしまうことも多いです。

アメリカのニューヨークでは初診料だけでも150-300ドルかかるそうです。

海外旅行保険は必要か

万が一のトラブルの際に自己負担になるのを避けるためには、海外旅行保険への加入は必須だと思います。

しかし、海外旅行保険は高額です。渡航先にもよりますが、世界一周のような世界旅行の場合の保険料の相場は1年間で20万円前後であることが多いようです。

海外でも日本の国民健康保険は適応される

海外で病院を受診した場合でも、国民健康保険が適用されます。自己負担額は日本と同じ3割で、帰国後に療養費が還付されます。

注意が必要なのは、海外で支払った金額の3割が返ってくるわけではないことです。日本で治療した場合の金額の7割か、海外と日本の医療費を比較して安い方の7割が支給されます。

私の選択

南米を含め、たくさんの国に渡航する私の世界旅行の場合はかなり高額な保険料になってしまいます。

そのため私は海外旅行保険に加入するのではなく、クレジットカードに付帯している海外旅行保険でカバーすることにしました。

しかし、クレジットカード付帯の海外旅行保険は必要最低限の補償額であることも多く、全て補償されない場合もあります。

私はこれらのことも踏まえ、大きな病気やけがの場合は日本に帰国する、帰国できない場合は最低限の治療を受けてすぐに帰国する前提で、クレジットカード付帯保険のみにしました。

クレジットカード付帯保険

クレジットカードの補償額は合わせてカバーすることができます。

また保険適応期間は90日以内です。

クレジットカード付帯の保険には自動付帯と利用付帯があります。

自動付帯とは

自動付帯とは、クレジットカードを所持しているだけで自動的に適用される保険のことです。

申込みなどは必要なく、クレジットカードが使用できる状態であれば適応されます。

利用付帯とは

航空機のチケット代やツアー代、公共交通機関での移動などの旅費を、クレジットカードで支払うと適用される保険のことです。

支払日から90日間適応され、日本だけでなく海外で支払っても適応されます。

クレジットカード付帯の保険でカバーするには

これらのクレジットカード付帯保険の特徴を組み合わせることで、長期旅行でもクレジットカードのみでカバーすることができます。

私は6ヶ月の旅行でしたので、自動付帯のカード含めて2枚のクレジットカードで初めの90日間(3ヶ月)をカバーし、後半は利用付帯のカード2枚を使うことでカバーしました。

もっと長期で旅行に行かれる方は、別の利用付帯のカードを6ヶ月後に使う事でさらに90日間増やすことができます。

また途中で帰国し、自動付帯・利用付帯の保険をリセットする方もみえます。

世界旅行に持って行ったクレジットカード

私が実際に世界旅行に持って行ったクレジットカード、デビットカードをご紹介します。

保険用途費用
楽天プレミアムカード利用付帯プライオリティパスの発行、日本円での決済10,800円
JCBカードW利用付帯カード付帯の保険無料
三井ゴールドNL利用付帯カード付帯の保険5,500円
エポスカード自動付帯キャッシング無料
ACマスターカードなしキャッシング無料
Revolutカードなしキャッシング、外貨での決済
オンライン用の使い捨てできるバーチャルカード
無料

クレジットカード付帯保険で使用したカード

前半は自動付帯のエポスカードと楽天カード、後半はJCBカードWと三井ゴールドNLにしました。

北米やヨーロッパでは公共交通機関をクレジットカードで支払うことができる場所が多く、利用付帯の条件をクリアするのは問題ありませんでした。

おすすめのクレジットカード、デビットカード

プライオリティパスが発行できるカード

私は年会費11,000円の楽天プレミアムカードでプライオリティパスを発行していました。

しかし、楽天プレミアムカードでの利用条件が変更になり、2025年1月からは海外ラウンジ利用回数が年5回になってしまいました。

楽天プレミアムカードの代わりにおすすめできるのが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードです。

このセゾンゴールド・アメックスカードでお得にプライオリティパスを申し込むにはテクニックがひつようです。

まずセゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードを半年間利用します。すると、セゾンゴールド・アメックスカードのインビテーションが届きます。

このインビテーションで申し込むことで、通常11,000円かかる年間費が無料となります。

セゾンゴールド・アメックスカードでプライオリティパスを発行するには年会費11,000円かかります。

現時点ではこの方法が1番お安く、回数無制限のプライオリティパスを発行できる方法です。

キャッシングできるカード

現金が必要な時には両替よりもレートが良いことが多いため、キャッシングをしていました。

レートもよく、手数料も抑えられるものが、エポスカードやACマスターカード、Revolutカードです。

エポスカードは返済できるようになるまでに数日かかるため利息がかかりますが、ACマスターカードは即日返済ができるため利息を抑えられます。

原因は不明ですが、ATMによってキャッシングできない時もあり、2枚あると安心です。

Revolutカードはキャシングするのにも便利でしたが、カード払いでもレートが良く愛用していました。

使い方としてはデビットカードで、アカウントにチャージをして使います。クレジットカードからもチャージできますが、手数料がかかるため私は銀行から振り込みをしていました。

アカウント内の残高を日本円から外貨に両替することもできます。平日は手数料無料です。

これがRevolutカードの強みでレートのよいときに事前に両替しておくことでお得に外貨を入手できます。

また両替していなくても、キャッシングやクレジットカードでの決済はでき、そのタイミングのレートが反映されます。

海外で決済すると、カード会社のセキュリティ対策でクレジットカードが止められてしまったり、利用通知が来たときにはすでに不正利用されていたりとトラブルになってしまうことも多いですが、Revolutカードでは決済をしたり、何かエラーがあると通知が来てアプリで管理できる点もよかったです。

時々招待コードを使ったキャンペーンがあり、Xでお声がけをしているので、よければお使いくださいね。

クレジットカードを発行する際の注意点

クレジットカードの発行には審査があり、1か月に2枚までとされ、その後は6か月開けるほうが好ましいと言われています。

クレジットカードの発行も枚数が多いのであれば早めに取り掛かったほうが良いと思います。

私は楽天カード以外を新たに作成し、6か月も期間を開けることはできなかったので、2,3か月開けて申し込みましたが問題なく作ることができました。

クレジットカードを海外で使用する際の注意点

クレジットカードで支払う場合

クレジットカードでの支払いは不正利用されるリスクもあります。

基本的なことですが、暗証番号は隠して入力する、その場で決済できない場合(カードを店の奥に持っていく等)はカードの使用を避けた方が良いと思います。

万が一不正利用された場合に対処できるように、カード会社への連絡先を控えておくことをお勧めします。

ATMを使用する場合

キャッシングでATMを利用する際に、機械にカードが吸い込まれてしまったり、スキミングされ不正利用されてしまうこともあるようです。

銀行に併設されているATMを使用することで、万が一の時にすぐに対応してもらうことができます。

世界旅行に向けて行った準備はこちらの記事でまとめています。

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