【アメリカ】タイムズスクエアでのカウントダウン2023→2024

世界一周旅行
この記事は約6分で読めます。

この記事は2023年12月に訪れた際の旅行記です。

2023年から2024年への年越しは、ニューヨーク・タイムズスクエアで過ごしました。

年末を迎えるこの場所は、世界中から観光客が集まり、新年の到来を共に祝う一大イベントの舞台です。

この特別な体験を一日を通しての出来事を時系列順に振り返りながら紹介します。

タイムズスクエアでのカウントダウン

タイムズスクエアのカウントダウンは、世界中で注目される年越しイベントです。

毎年12月31日の夜、多くの人が集まり、ライブステージの音楽やパフォーマンスを楽しみながら、新年の到来を待ちます。

目玉となるのは、タイムズスクエアにそびえるクリスタルボールがゆっくりと下降し、0時ちょうどに新年を迎える瞬間です。

参加者にとってはワクワクと同時に過酷な一面もあり、長時間の待機やトイレの問題を乗り越えなければなりません。

それでも、この場でしか味わえない感動が、その苦労を忘れさせてくれます。

カウントダウンの流れ

10時前:制限エリアに入場

朝早くからタイムズスクエア周辺は大勢の人で賑わっていました。

制限エリアへの入り口は場所によって案内が不明瞭なこともあり、私も周囲の人々に続き、少し不自然な細い柵の隙間から中へと入りました。

入場エリアでは大量の人々が待機しており、整列された列はなく、押しの強い人が前へ進むというカオスな状況。

それでも少しずつ進み、最初の荷物検査に辿り着きました。

11時過ぎ:3回の荷物検査を通過

荷物検査は厳重で、連続して3回も行われました。

各荷物検査自体はそれほど厳しくなく、ざっと確認される程度でした。

ようやく検査を通過した時にはすでに11時を過ぎており、達成感すら感じるほどでした。

グッズの配布:帽子、メガネ、ライトなど

荷物検査を抜けた直後、参加者に向けて帽子やメガネ、手袋、ライト、そしてカジノコインのような記念グッズが配布されていました。

これらは帽子の中にまとめて入れられていましたが、入れ忘れや落としてしまうケースもあり、取り合いが発生する場面も。

それでも運営側は時々新たなグッズを補充してくれるため、ほとんどの人がグッズを手に入れることができました。

14時頃:待機中の楽しみ

制限エリアに入ってからは、ひたすら待機の時間です。

多くの人がスペースを確保して地面に座り、のんびりとした時間を過ごしました。

14時頃からはステージでのリハーサルや撮影が行われ、音楽が流れる中で雰囲気が徐々に盛り上がっていきました。

私たちは朝早くから会場に向かったこともあり、ステージの近くで待ち時間を楽しむことができました。

15時頃:マフラーの配布

寒さが厳しい中、15時頃にはマフラーが配布されました。

この配布も一定の間隔で行われるため、時差で受け取る人もいれば早めに手に入れる人もいました。

18時:ライブステージと1時間ごとのカウントダウン

18時になると、いよいよライブステージがスタート。

同時に1時間ごとに小規模なカウントダウンが行われ、時間が進むごとに観客の興奮は高まっていきました。

人気アーティストのパフォーマンスが続き、観客を楽しませます。

22:30:バルーンの配布

22:30には大量のバルーンが配布されました。

このバルーンは1人で複数持つことができるほどの量が用意され、会場は一層華やかになり、盛り上がりました。

0時:新年の到来

ついに迎えた0時。

クリスタルボールがタイムズスクエアの中心で下降し、新年の到来とともに「Happy New Year!」の声が響き渡りました。

色とりどりの紙吹雪が空に舞い、参加者たちはスマートフォンでその瞬間を撮影しながら、それぞれの新しい年を祝福していました。

その後、地下鉄はそれほど混雑しておらず、スムーズに帰路につくことができました。

持ち物

荷物検査が非常に厳しいため、大きなバッグや不要なアイテムは持ち込まないほうがスムーズです。

小型のリュックやショルダーバッグなど、両手が空くスタイルがおすすめです。

また、混雑した場所では盗難リスクもあるため、貴重品は最低限に抑えましょう。

防寒グッズ

冬のニューヨークは非常に寒く、タイムズスクエアの待機中はさらに厳しい寒さを感じることがあります。

ダウンジャケット、手袋、マフラー、帽子はもちろんのこと、ヒートテックなどのインナーも重ね着するのがおすすめです。

また、使い捨てカイロをポケットに忍ばせておくと手足の冷えを防げます。

軽食と水分

制限エリア内には飲食物の販売がなく、一度エリアに入ると出入りはできません。

さらに、トイレ問題を考慮すると水分摂取は最小限にする必要があります。

そのため、水分は少なめにしつつ、エネルギー補給に適した軽食(ナッツやドライフルーツ、チョコレートバーなど)を持参しましょう。

クッションや折りたたみシート

地面に座って待つ時間が長いため、お尻が痛くならないようなクッションやシートがあると快適です。

小さく折り畳めるものを選ぶと荷物になりません。

モバイルバッテリー

長時間外出している間にスマホのバッテリーが切れるのは避けたいですよね。

写真撮影や友達との連絡、時間つぶしにもスマホを多用するので、容量の大きいモバイルバッテリーがあると安心です。

防水アイテム

カウントダウン当日は天候が不安定なこともあります。

レインコートは軽量で動きやすいためおすすめです。

カウントダウンを楽しむためのコツ

トイレ問題の準備

タイムズスクエアのカウントダウンでは、待機エリア内にトイレがありません。

そのため、入場前に必ずトイレを済ませ、水分摂取を控えめにする必要があります。

私は朝から一滴も水を飲まず、その後も数口程度の水分に抑えることで、18時間以上トイレに行かずに過ごせました。

とはいえ、不安な方は大人用おむつの着用を検討するのもひとつの手です。

入場エリアの場所確認

制限エリアの入り口は年によって異なることがあります。

事前に公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。

現地では案内が不十分な場合も多いため、他の人々の動きを観察しながら進むのがコツです。

寒さと長時間の待機への準備

待機時間は10-12時間以上に及ぶこともあります。

イベントが始まるまでは「ひたすら待つ」時間が続くため、暇つぶしのアイテムや話し相手がいると心強いです。

耐久戦を覚悟し、心身ともに準備を整えておきましょう。

私たちはSNSで参加者を募り、8人の仲間と一緒に参加しました。

初対面の人もいましたが、海外での暮らしや旅行中のエピソードなど会話が弾み、あっという間に時間が過ぎました。

こうした人との交流は長時間待機を楽しくする大きな助けになります。

少ない人数で参加される場合は、近くで待機している人と話すのも楽しいでしょう。

感想:修行のようで最高の体験

14時間以上の待機やトイレを我慢する辛さはありましたが、それを上回る感動と興奮が詰まっていました。

たくさんのグッズを身に着け、誰だかわからないほどの装備で楽しんだ時間は、一生忘れられない思い出になりました。

タイムズスクエアでのカウントダウンは、まさに「修行」と「祝福」が混ざり合う特別な体験でした。

もし機会があれば、ぜひ一度体験してみてください。

タイトルとURLをコピーしました