【人生が変わる?】半年間で33か国を周る世界一周旅行をして変わったこと

旅行ハック
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「○○に行ったら人生が変わった」という言葉を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

私の世界一周旅行は半年間で33か国を巡る旅行でした。

いろんな世界を知りたい、いろんな経験をしたいと思い、世界一周旅行に出ました。

そんな駆け足の世界旅行を通して、自分自身の考え方や感じ方が変わったことをお伝えします。

日本がより好きになった

世界旅行をして一番大きな変化は日本に対する思いです。

日本の文化を当たり前だと思い生活してきましたが、海外で生活していると些細な事にも違和感を覚え、改めて日本のありがたみを感じました。

トイレ

日本のトイレは清潔で、便座が温かく、荷物をかける場所があったりと、思いやりにあふれているように感じます。

もちろん国や地域にもよりますが、温かい便座を海外では1度も経験しませんでした。

また、荷物をかける場所がなく、地元の利用者が床にカバンや飲み物を置いているのを見て衝撃を受けました。

食事

世界旅行に出て、終始恋しく感じたものが日本食です。

食べなれている味ということも関係しているとは思いますが、日本食は栄養バランスも良く、どこかほっとする味ですよね。

海外ではコンビニのご飯はかなり簡易的であり、どんなお店に入っても、どこにいてもおいしいご飯が食べられる日本はとても恵まれていたなと感じました。

接客

日本の接客はピカイチだと感じます。

海外でも明るく丁寧な接客も経験しましたが、中にはびっくりするような接客もありました。

インドでは駅の切符を買う際におつりをくすねられそうになったり、女1人でレストランに入ったからか後回しで雑に扱われたり、挙げるときりがありません。

日本に帰国して、空港の誘導する係員さんでさえ、笑顔で丁寧な声掛けをしている様子を見て感動したのを今でも覚えています。

自分自身を認められるようになった

私は幼いころからチャレンジ精神がなく、成功体験が少なかったこともあり、自己肯定感が低かったです。

しかし、渡航先で知り合った方のポジティブさやトライ精神に感化され、何事もまずやってみるようになりました。

実際に行動していると、たくさんの人に褒めてもらう機会が増えました。

海外の方はいいと思ったことをストレートに、時に大げさに言葉にしてくださったこと、それを謙遜せずに素直に喜べたことが影響しているように思います。

さらに世界一周旅行で多くのことを経験したこと、世界一周旅行を成し遂げたことへの自信も加わり、自分自身を認められるようになりました。

家族や友達をより大切にしたいと思うようになった

一人で旅行をしていると、ほかの旅行者が家族や友人と幸せそうに旅行している様子が目につきました。

また、発展途上国では家族でお店を経営されていたり、夜には家族団らんの時間を過ごしていたいする様子も印象的でした。

私はそんな様子を見て羨ましさや憧れを感じ、改めて大切にしたいと感じました。

また、旅行中に家族や友人から応援の連絡をもらい、つらいときに励まされることも多かったので、私もいつか同じように支えられたらいいなと思っています。

金銭感覚の変化

日本を出国する前は、例えどのように入手しようとお金はお金だと思っていました。

しかし、節約しながら旅行をしているうちに、同じお金でも使い方次第で如何様にもなると気が付きました。

例えば、スーパーで安く買ったパンでサンドイッチを作って公園でピクニックしても、カフェでテイクアウトしたドリンクとパンを持って公園に行っても同じ幸せな時間が過ごせる。

同じ10ドルでも国によってはアクティビティを体験できたり、国によってはチェーンの飲食店ですら食事をとれないこともある。

このように、お金の価値は使い方次第でも、稼ぎ方次第でも変わると感じるようになりました。

待ち時間に対する考え方の変化

日本にいたときは待ち合わせで10分以上待つことや、行列に並ぶのが苦手でした。

しかし、私の世界旅行は貧乏旅だったので、移動時間や待ち時間も多かったです。

時には、半日以上バスや鉄道で移動したり、飛行機の乗り換えで半日以上待ったり、早朝に到着して午後のチェックイン時間まで待ったこともありました。

日本にいる時には待っている間は、待っているもののことを考え、早く早くとイライラしていましたが、世界旅行を通して待っている間は他事をして過ごすトレーニングが自然とできました。

今では待ち合わせに相手が遅刻してきても、待ち時間に自分がやりたかったことをして時間を過ごせるようになり、苦に思わなくなりました。

様々なことに興味を持つようになった

世界旅行に行くまでは、世界や歴史について全く興味がなく、国の名前や場所もほとんど知りませんでした。

世界旅行を計画し、実際に足を運び、世界を見ることで世界について知る機会になりました。

今では、行ったことのある国や地域というだけで自然と親近感を持ち、興味や関心が持てるようになりました。

まとめ

海外旅行に行くだけでは何も変わらないと言われることもありますが、私はたくさん得るものがありました。

変わらないという人は出発前にはすべて持っていたのかもしれませんし、何も感じなかったのかもしれません。

少なくとも日本で日常を何も感じず、当たり前だと思って生活していた私には、たくさんの大切なものがより明確になったように感じました。

この変化は人生を変えるほどではないかもしれませんが、少しポジティブな方向に変えてくれたように感じます。

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