この記事は2023年9月に訪れた際の旅行記です。
クスコとは
クスコはかつてインカ帝国の首都として栄え、1533年にスペイン人によって征服されました。
その後、インカの精巧な礎石の上にスペイン式の教会や邸宅が建てられ、不思議な調和が生まれました。
この特別な都市クスコは、他の南米の都市とは一線を画し、ユネスコ世界遺産に登録されています。
アルマス広場
アルマス広場は、美しい風景と活気あふれるクスコ旧市街の中心地です。
周辺にはレストラン、カフェ、旅行会社、お土産屋、鉄道会社などが立ち並び、広場からはクスコの街並みを一望できます。
特に夜にはうっとりするような夜景が楽しめます。
クスコ大聖堂
アルマス広場に面して建つクスコ大聖堂は、その圧倒的な存在感で訪れる者を魅了します。
入場料が必要で撮影は禁止されていますが、内部には黒いキリスト像やマルコス・サパタが描いた最後の晩餐、そして400を超える宗教画が飾られています。
黒いキリスト像は、ロウソクのすすで黒くなったと言われています。
また、クスコ大聖堂の最後の晩餐は、パンがクイに、ワインは紫トウモロコシのジュース チチャモラーダになっています。
12角の石
アルマス広場から徒歩数分の場所にある石畳には、インカ時代の精巧な石積み技術を示す12角の石があります。
この石畳は、複雑な形の石がぴったりと組み込まれており、12角の石は特にその複雑さから人気を集めています。
た、13角や14角の石もあるようです。
12角の石から徒歩5分の場所にある水道橋は、植民地時代に建てられた美しい石造りの橋です。
自然の緑とのコントラストがとても綺麗です。
近くには壁にお花が飾られた可愛らしい小道もあります。
マチュピチュ遺跡
マチュピチュ遺跡についてはこちらの記事で詳細に紹介しています。
レインボーマウンテン
レインボーマウンテンについてはこちらの記事で詳細に紹介しています。
サンクリストバル展望台
アルマス広場から北へ坂道を登ったところにあるサンクリストバル展望台からは、クスコ市内を一望できるパノラマビューが楽しめます。
展望台のある広場内にはかつてインカ帝国の太陽の神殿として知られたサント・ドミンゴ教会があり、教会の地下には太陽の神殿の一部が残されています。
この教会の鐘塔からもクスコ市内を眺めることができます。
グルメ
Café Restaurant Pucara
Café Restaurant Pucaraは日本人経営のペルー料理店で、日本食から日本人の口に合うペルー料理までメニューが豊富です。
私は南米料理で疲れた胃を癒すために、おかゆと温かいお茶をいただきました。お値段は29ペソ(約1,392円)でした。
別の日には、ペルー料理の詰め合わせ「プカラスペシャル」を注文し、クイやアルパカの肉を楽しみました(50ペソ:約1,991円)。
KINTARO
KINTAROは日本人が経営する日本食レストランです。
こちらではかつ丼をいただきました。お値段は40ペソ(¥1,920)。
温かいお茶とおしぼりが提供され、まるで日本にいるかのような味とサービスでした。
Picarones Ruinas
Picarones Ruinasでは、ペルーの伝統的なドーナツ「ピカロネス」を味わえます。
ピカロネスは4つ入りでたったの4ソル(約160円)。
注文後にその場で揚げてくれるので、アツアツ、カリカリのピカロネスを楽しめます。
イートイン、テイクアウトどちらも可能です。
かかった費用
- ホテル 58ソル、88ソル
- 市内から空港までのUber 12.9ソル
- Café Restaurant Pucara 29ソル、50ソル
- KINTARO 40ペソ
- Picarones Ruinas 4ソル
- マチュピチュ遺跡観光費
- レインボーマウンテン観光費
治安について
クスコ旧市街は賑やかな雰囲気で、夜間にアルマス広場を散策しましたが、大きな危険は感じませんでした。
しかし、すり対策や人通りの少ない道を避けるなど、最低限の対策は必要です。
また、クスコは標高3,400メートルに位置しているため、高山病にも十分注意が必要です。