この記事は2023年11月に訪れた際の旅行記です。
ネルハとは
スペインのアンダルシア地方にあるネルハは、地中海に面した美しい町です。
透明度の高い海と美しいビーチが広がり、歴史的な街並みや自然の美しさも楽しむことができます。
ネルハへのアクセス
ネルハの最寄りの大都市はマラガで、マラガ空港からネルハまではバスが便利です。
空港から市内のバスターミナルへは、バス又はセルカニアス(近郊線)で行くことができます。
私はセルカニアスでバスターミナルまで行きました。
乗車時間は10分で、2.3€でした。
マラガ空港のセルカニアスの駅はこちらです。
バスターミナルからネルハ行きのバスは1時間に1本程度運行しており、所要時間は約1時間半です。
料金は片道約5ユーロ~です。
バスの時刻表やチケットの購入は、Alsaの公式ウェブサイトから確認できます。
ネルハの見どころ
ネルハの洞窟
ネルハにはスペイン最大級の洞窟があります。
「ネルハの洞窟」として知られ、その壮大な規模と美しさは一見の価値があります。
入場料は16.5€で、洞窟内の幻想的な風景に心を奪われます。
また、洞窟内ではコンサートも開催されることもあるようです。
私は、ネルハの洞窟と市内からの列車付きの20.5€のチケットを購入しました。
ネルハの洞窟は町の中心地から少し離れているので、この列車の利用がおすすめです。
バスでも行けますが、列車はゆっくりなので街並みをゆっくり楽しんだり、水道橋も見ることができます。
チケットにはオーディオガイドアプリも含まれており、日本語にも対応しています。
また、ネルハの洞窟内にあるVirtual Reality Roomも含まれており、VRで洞窟内を楽しむことができます。
子ども向けにもなっているのでわかりやすく、洞窟に行く前に体験されるのをお勧めします。
ネルハの洞窟付近には展望台へ続くトレイルやネロの街並みが楽しめる場所もあり、洞窟以外にも見どころは盛りだくさんです。
チケットは公式HPから購入することができます。
ビーチ
ネルハはビーチも見逃せません。
ヨーロッパのバルコニーと呼ばれる「バルコン・デ・エウロパ」から眺める海の景色は絶景です。
暖かい季節には泳ぐこともできます。
私が行った時期は11月でしたので泳げませんでしたが、ベンチに座ってのんびり過ごしながら眺める夕日は格別でした。
フリヒリアナ
ネルハから少し足を伸ばすと、白い家々が美しいフリヒリアナという町があります。
丘の上に広がるこの町は、「スペインで最も美しい村」とも言われ、その名の通り、どこを見ても絵になる風景が広がっています。
フリヒリアナへのアクセス
ネルハからフリヒリアナへはバスで約15分、料金は1.2€です。
バスは1時間に1本程度で、支払いは現金のみなので注意が必要です。
フリヒリアナは1,2時間で回れる大きさなので、事前に行きと帰りのバスの時間を決めていかれるのがおすすめです。
白い家々と石畳の街並み
フリヒリアナの最大の特徴は、白い家々と石畳の街並みです。
町全体がまるで一つの美術館のようで、歩くだけで心が癒されます。
狭い路地を散策しながら、おしゃれなカフェやショップを見つけるのも楽しみのひとつです。
展望スポット
フリヒリアナには、いくつかの展望スポットがあります。
特に、町の高台から見下ろす景色は圧巻です。晴れた日には、遠くに広がる地中海や周囲の山々を一望することができます。
美しい風景をバックに写真を撮るのもおすすめです。
レストラン Little Italy Restaurant
ネルハで宿泊した宿はキッチンがなく、夕食はレストラン「Little Italy Restaurant」でいただきました。
ネルハにはたくさんのレストランがあり、価格帯も様々です。
Little Italy Restaurantはかなりリーズナブルなお店で、大盛りのパスタはなんと5€。
マッシュルームやベーコン等の具材もたっぷり入っており、とってもおいしかったです。
宿泊した宿
ネルハではHostal Nerjasolに宿泊しました。
バス停からも近く、ビーチまでも徒歩圏内で立地もよかったです。
宿泊料金は2泊で68€でした。
朝食やキッチンはありませんが、スーパーやパン屋さん、リーズナブルなレストランもあり、貧乏旅行でも困りませんした。
かかった費用
- ホテル 68€
- セルカニアス 2.3€
- ALSA(マラガ→ネルハ) 5.7€
- ネルハ⇔フリヒリアナのバス 往復2.4€
- ネルハの洞窟 21€
- パスタ 10.5€(2回行きました)
- スーパー(パン、水) 2.1€
治安について
ネルハとフリヒリアナは、どちらも治安が良いことで知られています。
ネルハは観光地として人気があり、観光客も多いため、夜間でも比較的安全です。
ネルハには日没後に到着し、大きな荷物をもってホテルまで移動しましたが特に不安はありませんでした。
ただし、観光地特有のスリや置き引きには注意が必要です。
貴重品はしっかり管理し、混雑した場所では警戒を怠らないようにしましょう。