【イタリア】ファッションと歴史が交差し、多彩な魅力を持つ都市、ミラノ

世界一周旅行
この記事は約5分で読めます。

この記事は2024年1月に訪れた際の旅行記です。

ミラノとは

ミラノは、イタリア北部に位置するロンバルディア州の中心都市であり、世界的に有名なファッションとデザインの拠点です。

歴史的建築物、美術、グルメ、ショッピングなど、多彩な魅力を持つミラノは、訪れる人々を魅了します。

アクセス

空港からのアクセス

ミラノには、主に利用される2つの空港と1つの小規模空港があります。

どの空港からでも街へのアクセスが便です。

ミラノ・マルペンサ空港(MXP)

ミラノ最大の国際空港で、多くの国際線が発着します。

市中心部のミラノ中央駅(Milano Centrale)へは以下の方法でアクセス可能です。

電車(Malpensa Express)
所要時間:約1時間
料金:片道13ユーロ
運行間隔:15~20分

バス
所要時間:約50~60分
料金:片道10ユーロ
主な運行会社:Terravision、Autostradale

タクシー
所要時間:約50分
料金:110ユーロ
ドアツードアで快適ですが、割高です。

ミラノ・リナーテ空港(LIN)

市中心部から約8kmに位置し、ヨーロッパ各地からの便が多い空港です。

市内へのアクセスが非常に便利です。

電車
所要時間:約20分
料金:片道2.2ユーロ

バス
所要時間:約20分
料金:片道2~5ユーロ

ATMバス(ミラノ市交通局)の路線973番が特に利用しやすいです。

タクシー
所要時間:約15~20分
料金:約20~30ユーロ

ベルガモ・オリオ・アル・セリオ空港(BGY)

ローコストキャリアが発着する空港で、ミラノからは少し離れています(約50km)。

バス
所要時間:約1時間
料金:片道10ユーロ

鉄道でのアクセス

ヨーロッパ内からは高速鉄道が便利です。

ヴェネツィア高速鉄道で約2時間半、パリからTGVで約7時間、チューリッヒからユーロシティで約4時間でアクセスできます。

また、節約派にはFlixbus等の長距離バスが格安で移動できておすすめです。

ミラノ市内の移動

ミラノ市内の移動は地下鉄が便利です。

地下鉄の券売機は古くタッチパネルの反応が悪いものもありますが、クレジットカードのタッチ決済が使用できる改札もあります。

見どころ

ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)

ミラノ旅行で外せない観光名所が、この壮大なゴシック建築の大聖堂です。

1386年に着工され、500年以上の歳月をかけて完成したその姿は圧巻です。

特に、屋上テラスからの景色は一見の価値があります。

入場料は大聖堂内部で10€で、他にもテラスへアクセスできるチケットもあります。

中にはエレベーターでテラスへ登れるチケットもありますが、帰りは階段を利用することになります。

チケットは公式サイトから事前予約できます。

また、ドゥオーモ前の広場では、11月下旬から12月中旬にかけてクリスマスマーケットが開催されます。

地元産のチーズ、ハム、ホットワインなどが楽しめるほか、ハンドメイドのクリスマスオーナメントも購入できます。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

ドゥオーモ広場からすぐの場所にあるこの壮麗なアーケードは、ショッピングと建築美を堪能できる場所です。

19世紀後半に完成したこのガッレリアは、ガラス天井とモザイクの床が特徴で、高級ブランドブティックや老舗カフェが並び、歩くだけで贅沢な気分が味わえます。

また、ガッレリアの中心の床には、牡牛のモザイクががあり、その股間にかかとをつけたまま3回転すると幸運が訪れるという言い伝えがあります。

クリスマスシーズンになると、各ブランドが競い合うように豪華なツリーをガッレリア内やその周辺に設置します。

垂直の森(ヴェルトゥカレ)

現代建築の象徴ともいえるこの緑豊かな住宅ビルは、持続可能な都市設計のモデルとして注目されています。

建物全体に植栽が施され、都市と自然が融合した景観が広がります。

特に夕方には柔らかな光が緑に映え、フォトジェニックな風景を楽しめます。

周辺にも面白い建築物があったり、公園やモールもあるのでのんびり過ごしたい方に特におすすめです。

サン・ベルナルディーノ・アッレ・オッサ教会

サン・ベルナルディーノ・アッレ・オッサ教会は、13 世紀に建てられたカトリック教会です。

外観は控えめながら、内部は驚きの人間の頭蓋骨と骨が壁に埋め尽くされた礼拝堂があります。

戦時中に野生病院で亡くなった方の骸骨で、中には小さいものもあります。

訪れた人々は独特の雰囲気に圧倒されることでしょう。

サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会

サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会は小規模な教会ながら、その内部のデザインは一見の価値があります。

きらびやかな内装で、一番の見どころはブラマンテによる遠近法を駆使した錯視の祭壇画です。

ルイーニ(Luini)

ルイーニはミラノでぜひ訪れたい揚げパンのお店です。

小さなお店ながら、トマトとモッツァレラが入ったシンプルなものから、チョコレートを使ったデザート系まで種類豊富で、地元民にも観光客にも大人気です。

宿泊した宿

OstellOlindaに宿泊しました。

4人部屋のミックスドミに2泊し、朝ごはんもついて49.5€でした。

元々は精神病棟だったところを改装した建物ですが、リラックスできる内装でした。

ドゥオーモや中央駅まで地下鉄で一本でアクセス出来て、立地はとてもよかったです。

かかった費用

  • MXP空港からのバス 10€
  • メトロ 2.2€×5回
  • 宿泊費 49.5€
  • ドゥオーモ(階段でテラスへアクセス)14€
  • ルイーニ 6.1€

治安について

ミラノは大都市でありながら、治安は比較的良好です。

ただし、観光地ではスリや詐欺に注意が必要です。

特にドゥオーモ周辺での押し売りや、地下鉄や混雑した場所でのスリが多発しています。

まとめ

ミラノは歴史と現代文化が調和した魅力的な都市です。

大聖堂やガッレリアなどの定番スポットから、グルメやクリスマスの華やかさまで、多岐にわたる楽しみ方ができます。

ぜひミラノの多彩な魅力を体験し、思い出に残る旅をお楽しみください。

タイトルとURLをコピーしました